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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第三十七話 伝授
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outside
「うわっ!」
弾き飛ばされるアスカ。アーマードジャケットでなければ今の一撃で決まっていたかもしれない。
「さすがに硬いか」
アーマードジャケットに切りかかるのは初めてのシグナムが、その感触を確かめる。
「ジャケットの性能で助かったぜ」
切りつけられたアスカが汗を拭う。
訓練なら脇が甘いと怒鳴られている所だが、試合であればジャケットの防御力も戦力として使用しても問題ない。
(とは言え、そんなのがいつまでも通じる相手じゃないし、どうする?)
一定の間合いを保ちつつ、アスカはシグナムの隙を窺う。だが、当然そんな隙は無い。
むしろ、自分の隙を突かれないようにしなくてはいけない。
まだ試合は始まったばかりだ。
なのはside
私は二人の試合を上空から見ていた。
シグナムさんは本気だ。不測の事態が起きるとも限らない。
何でこんな試合をするのか、シグナムさんの考えは分からないけど、とにかくどんな事が起きてもすぐに対応できるように身構える。
立会人としては公平にジャッジはするけど、心情としてはアスカ君を応援したい。
がんばって、アスカ君!
outside
何度か打ち合っているが、元々の実力差はそう簡単に埋まる物ではない。
バリアやシールド魔法を駆使して攻撃を防ぎ、避ける。致命傷にならない攻撃はあえてジャケットで受け止め、反撃する。
アスカにできる事はそれぐらいだった。
「インパルスナイフ!」
双剣を振り上げて攻撃するが、易々と避けられてしまう。
(くそ!インパルスナイフじゃ攻撃範囲が狭すぎる!)
アスカは慌てそうになる気持ちを何とか抑える。
(まったく、簡単には落とさせてはくれんか。だが、それでいい)
対するシグナムも、決定打を出せずにいた。
単発で攻撃を当ててはいるが、威力を殺され、避けられ、防がれている。
(この短期間に、よくここまで成長したものだ)
レヴァンティンを正眼に構えるシグナム。
アスカの防御テクニックは、シグナムが本気で攻撃をしたとしても簡単には突破できないくらいに成長していた。
(だからこそ……護る事の大切さを知っているお前には受け取ってもらわねばなならない!)
シグナムが間合いを詰めてアスカに切りかかる!
「エリアルダッシュ!」
旋回してそれを避けようとするが、シグナムはそれを許さない。
確実にアスカをとらえる。
「くっ!スモールプロテクション!」
アスカは強度を優先した小さい圧縮バリアでレヴァンティンを受け止める。
「どうした!防御ばかりで相手を倒せるか!」
シグ
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