ペルソナ3
1815話
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そんな中で見つけたのは、サバイバルの時に着るような、そんな服。
いわゆる、迷彩服に近いのか?
触ってみると、結構丈夫な生地を使っているのが分かる。
つまり、この服を着ていれば防御力は期待出来るという事だろう。
俺は防御力の心配はいらないので、これを着るのはゆかりか荒垣になるのだが……そうなれば、当然のようにどちらがこの服を着るのかというのは、決まっていた。
「ゆかり、これはお前が着ろ」
「え? 私が!?」
「ああ。俺は防御力について心配いらないし、荒木は基本的にアドバイザーだから後ろで見ているだけだ」
「誰がアドバイザーだ、誰が」
荒垣の不満そうな声が聞こえてくるが、俺はそれをスルーして言葉を続ける。
「とにかく、現在俺達の中で一番戦っているのはゆかりだし、防御力は高くしておいた方がいいだろ」
「それは……まぁ、そうだけど」
現在ゆかりが着ているのは、動きやすい服装だ。
体操服……といったものではないが、それに近い代物。
当然そんな服は防御力の類に期待出来る筈もない。
なら、防御力に期待出来るこの服を装備した方がいいのは明らかだろう。
「お前が本当にタルタロスを攻略するつもりなら、相応の装備は必要になる」
「……分かった」
最終的に頷くと、ゆかりは一旦エントランスに戻るように要請し、影のゲートでエントランスに戻る。
そして見えない場所で隠れて着替え……再度13階に戻る。
その後、何度か戦闘をして動きに特に支障がないのを確認すると、14階に向かう階段を見つけ……その階段を上る。
「え?」
そうして階段を上った俺達を待っていたのは……馬に乗った騎士? のようにも見えない事もない、小ボスのシャドウだった。
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