暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
4部 闇の書事件
3章 クリスマス
夜の終わり、旅の終わり
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にどれだけ苦しいか教えてやらないといけないと思うんだけど・・・」
「綾ちゃん」
やばいなのはの声のトーンが少し低いのでこれ以上怒らせるのは良くないと判断をした。
「はいはい、なのはとフェイトに免じて許してあげる
次敵対したら容赦はしないけれどね」
そんなこんなで話していたらクロノがやってきてはやて達の元まで下りる。
「済まない、水を指してしまうんだが……時空管理局執務官、クロノ・ハラオウンだ。
時間が無いので完結に説明する。
闇の書の防衛プログラムがあと数分で暴走を開始する。
僕らはそれを、何らかの方法で止めなければいけない。
停止のプランは現在二つある。
一つ、極めて強力な氷結魔法で停止させる。
二つ、軌道上の艦船アースラの魔導砲、アルカンシェルで消滅させる。
これ以外に何か良い案が無いか?」
その質問に、シャマルが氷結魔法での停止が難しいといい、
ヴィータがアルカンシェルは被害が大きすぎると反論する。
「はいみんな! 暴走臨界点まで、後十五分切ったよ。会議の結論はお早めに!」
「何かないか?」
「綾ちゃんの魔法で壊せないかな?」
「原子崩壊させたらどうかな」
「再生で回復すると思います」
いやいや原子を崩壊させるんだよ。
この手の奴は制御格を壊さないと再生するってお決まりだからなぁ
「そんなに厄介なの?黒き
咆哮
(
ブラックハウリング
)
何かない?」
「僕のほうはないですね。
原子崩壊が回復するのなら振動で内部崩壊させても回復するとおもうし」
最源流の
神音
(
カノン
)
ね
「核爆発とかも再生するし、餓鬼に食わせても反対に飲み込まれるかもしれないからなぁ」
「ちょっと綾さん何か物騒な言葉が聞こえてきたんだが?」
「気にするなクロノ」
なんやかんやで意見を出し合っていたらふいにアルフが突拍子もないことを言い出した。
「みんなでズバッとぶっ飛ばしちゃう訳には行かないの?」
だからそれが出来ないから相談してるんだろうか知能まで犬になったのかと俺自身思っていたら3人娘がボソッと言い出した。
「ズバッと、ぶっ飛ばす……」
「ここでやったら被害が大きすぎて撃てへん……」
「でも、ここじゃなければ……!」
何かを思いついた三人娘。
「クロノくん! アルカンシェルって、どこでも撃てるの?」
「どこでもって……、例えば?」
「今、アースラのいる場所」
「軌道上、宇宙空間で!」
それを聞いたエイミィは不敵に笑う。
「ふふふ、管理局のテクノロジー、舐めてもらったら困りますな……。撃てますよ。宇宙だろうが、どこだろうが!」
「おい! ちょっと待て君ら、まさか!?
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