賢者の孫
二人目の孫 01
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転生する際に会ったカミサマが言うには、この世界には魔法があって、確りしたイメージと相応の魔力が有れば無詠唱で魔法が使えるんだとか。で、魔力は『魔力制御』をする事で増やせるって聞いたから意識が覚醒した時から魔力制御しまくって得た膨大な魔力と、元々サブカルチャーが氾濫した変態国民日本人の世界の斜め上を行く変態的想像力でイメージを補完した身体強化魔法を何重にも掛けて魔物の群れから木を避けつつ逃げてるよ。この辺森だから木が大杉ぃ!
光学迷彩とかも日本人ならではだよね! って事で光学迷彩っぽい魔法と幻灯の魔法を並行して発動してみても匂いでバレバレらしく幻無視して追っ掛けてきた。
――――――――プチッ
「いい加減鬱陶しいぞ劣等がぁぁぁぁッ!!」
いい加減うざいから異空間収納に仕舞ってた、数ヶ月前にコソコソと造った習作の武器を引っ張り出して、魔力を高め、障壁を張っていざ鏖殺じゃぁー!!
――――――――――――――――
「……長く、苦しい戦いだった。具体的に言えば魔物の不味さが一番の強敵だった。……まぁ、兎にも角にも――――
―――― 勝 ち ま し た ☆ 。いやー、カミサマにお願いして転生前に武具の扱い方とか武器の打ち方とか教わって練習して正解だった。やっぱり剣と魔法の世界に行くならめだ箱の言葉と鍛冶師の能力と兜蟲の筋力とアサクリシリーズの主人公達の能力とかだよね。某とんでもスキルでも頼もうかと思ったけど資金確保出来る気が全くしなかったから頼まなかったけども」
災害級2、超大型8、大型15、中型27、小型68、統合して120匹の群れを無傷で蹴散らす三歳児(見た目は七歳)。父親がバケモノ呼ばわりする訳ですわ。その父親はライオンに頭から丸かじりされて死んだけども。
挫折はするな、アンナ少年。例え君が女顔女声で性別を間違えられ様と、君の物語は始まったばかりなのだから。
続く。
「なんだこの終わり様は……」
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