0155話『お風呂でのひと時』
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背後から胸を押し付ける。
それに対して提督は顔を赤くさせながらも、
「金剛……あまり、そのだな……そう言う行為は控えた方が……」
「えー? いいじゃないデスカー。ワタシとテートクの仲デース。ワタシは気にしませんよ? むしろ……」
《金剛お姉様! 提督を誘惑しちゃダメです!》
「オー……いいところでしたのに。ハルナ、空気を読もうヨー?」
《読んだからの結果です!》
「榛名……助かった。少し理性が飛びそうだったから……」
「飛んでしまって結構デース!」
それでわいわいと騒いでいると何やら浴室の中からガタッと音が聞こえてきたので二人は思わず二人は身構える。
そして少し浴室の扉が開かれて、
「もしかして……Admiralか?」
そこから少しアークロイヤルの顔が見えたので、
「あれ? アークロイヤル、お風呂に入っていたのか?」
「そうだが……。その、使用中という札を差しておいたと思うのだが……」
「えっ? さっき入る前に確認したけどそんなものはなかったぞ。なぁ金剛?」
「イエス。アークロイヤル、間違えたんじゃないデスカ?」
「そんなわけは……」
その時だった。
入り口の扉が突然開かれて外からカメラを構えた青葉と卯月が入ってくる。
「司令官! 現行犯ですよ!」
「逮捕するぴょん!」
その二人の乱入に提督はすぐに事態を察したのかすかさず二人にアイアンクローをかます。
「いだだだだだっ!?」
「ぴょーんッ!!?」
「お生憎だったな、二人とも。おそらくのぞきの現場を撮りたかったんだろうがタイミングが悪かったなぁ……」
それで二人はその後に提督と金剛にこってり絞られて逃げ帰っていった。
「ふぅ……まったくこりない奴らだな」
「まったくデース」
それで溜息をつく提督と金剛。
だけどまだ事態は収束していない。
「それでアークロイヤル。他には誰が入っているんだ……?」
「そのだな。今回の大規模作戦で仲間になったメンバー全員だ」
「そうか……。さて、どうするか?」
「テートクー。この際ですから新規の皆さんと裸のお付き合いでもシマセンカー? これから一緒に過ごしていく上で皆さんが慣れておくのも大事デース」
金剛のその言い分に提督は少し困った表情を浮かべながらも、
「だ、そうだが。そっちは大丈夫なのか? 私は襲わないという事は事前に誓っておくけど……」
「ちょっと待ってくれ」
それでアークロイヤルは中へと入っていってみんなに説明をしていた。
それで少し時間が経ち、
「みんなはいいそうだ。Admiralの事を信頼しての決断だからな?」
「分かっているよ」
その後に提督、金剛を含めた一同でお風呂に一緒に入るのであった。
提督の見た目は榛名
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