第百二話 奴らがやって来た
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帝国暦481年10月29日
■オーディン 軍務省
この日軍務省で481年度人事異動の発表が成された。
普段は軍務省に姿を見せない様な士官達が廊下を落ち着かないように歩いたりしている。
10時30分に第一次人事異動が発表されて、悲喜交々の士官達が見られた。
続いて11時30分に第二次人事異動が発表され同じような事が繰り返された。
その中にベルンハルト・フォン・シュナイダー中尉が居た。
彼は今までイゼルローン要塞に居たが、テレーゼの策略でメルカッツ提督の副官になるように人事を行ったのである。シュナイダー中尉は、高名なメルカッツ提督の副官という仕事に就けるのが嬉しく感じていた。
同じ人事異動で、グリンメルスハウゼン伯爵指揮下の草達がイゼルローン要塞方面の各艦隊司令部、補給基地などにごく普通の人事異動に隠れて配属されていった、彼等は来年の一斉検挙までの間にごく普通の軍人として仕事を行いながら、担当場所の内偵を続けるのである。
原作の士官達の昇進も行われていた。
ミッターマイヤー、ロイエンタール、ビッテンフェルト、ルッツ、ファーレンハイト、アイゼナッハが少佐に昇進しそれぞれの部署に就いていた。
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