第一話 ぷろろーぐ
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くて助かるよ。そう! 今度の世界はファンタジーな『異世界』さ!」
「おぉー!」
「しかも今回は特別! なんと君が好きなアニメの能力を上げちゃいます!」
「じゃあ王の財宝で「あっ、それは無理」なんで!?」
なんでもはダメってことなのか?
「ごめんごめん、まだ言い残してたことがあるんだけど、実はその世界には転生者があと1人いるんだよねー。それでね、その1人に王の財宝上げちゃったんだ! ごめね☆」
「それは大分厳しいんだけど…」
撃つだけで強力な能力がもらえないだけでなく、相手が持っているとは、かなり厳しいな。友好的な奴だといいんだけど、もしギルみたいに傲慢だったら、間違いなくジ・エンドだ。
「ついでにもし宝具が欲しいならAランク以上のやつはダメだからね。世界のバランス的に危ないし」
「オレにまた死ねというのか!」
それじゃあ武器系の宝具は大半がダメになるじゃん! こっちとしてはエクスカリバーとか、無限の剣製とか、カルナの宝具とか欲しかったのに! 王の財宝に渡り合えないじゃん!
「ちゃんと考えてあるから大丈夫だよ。特別に君にはB+ランクの宝具2つに、役に立つ保有スキル4つあげるから」
B+が2つか。目ぼしい宝具はあるけど、いかんせん王の財宝相手だと少し心配だな。
「B+2つじゃなくて、BランクとAランクを1つずつじゃダメか? 保有スキル2つにするんで」
「う〜ん…。まぁそれならいいかな」
おー、それならオレの理想の戦士像が完成するぜ。
「じゃあ1つ目は『悪竜の血鎧』で、2つ目は『疾風怒濤の不死戦車』。保有スキルは『無窮の武練』と『騎乗』でお願いします」
「2つ目はライダーの宝具なんだ。てっきり軍神の剣とか、それこそ1つ目はカルナの鎧にして、12の試練にすればよかったのに。それでいいの? まぁ強いとは思うけどさ」
「まぁ普通ならそう思いますけど、個人的に戦車ってカッコいいと思うし、戦場でも戦力になると思うんで」
主に逃走する時とかね。あの爆走力があったら一早くに戦線離脱できるからな。
「…わかった! これ以上僕が口出しすることじゃないからね! じゃあ保有スキルの方はランク高めにして、宝具は転生後にあげるからね!」
「あざっす!」
これで転生後も安心だぜ!
「それじゃあ準備はいいかな?」
「おう、問題ないぜ」
「うんっ! 良い返事だね! じゃあ2度目の人生はカッコよく死ねるように頑張ってね!」
「(次こそ英雄みたいにクールに死んでやるぜ!)」
そう思った瞬間、オレの意識はブラックアウトした
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