暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン -旋律の奏者- コラボとか短編とかそんな感じのノリで
幻影の旋律
星の瞬く空を見上げて
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と不安になる。 だけど……」
 「アマリちゃんたちが同意してくれるか不安?」
 「……うん」

 不安なのだ。

 もしもギルドを作ろうと提案して断られたらどうしよう?
 今の関係が崩れたらどうしよう?
 僕から離れて行ってしまったらどうしよう?

 僕たちはそれぞれに色々と抱えている。 だからこそ人との繋がりを忌避し、人と繋がることに臆病だ。
 それでも進みたいと僕は思っているけど、彼女たちはどうなのか、当然だけど全くわからない。 結婚して僕の妻になってくれたアマリの考えですら、僕はわからないのだ。

 ??でも

 「大丈夫よ」

 ??クーネさんは穏やかな微笑で

 「アマリちゃんもリーナもアインちゃんもエリエルさんも、きっと同じ気持ちのはずよ」

 ??優しい微笑で僕の髪を撫でる。

 「だから大丈夫。 私が保証するわ。 みんな、あなたの一言を待っている」
 「そう、かな? そうだといいなぁ……」
 「ふふっ、きっと楽しいギルドになるわよ。 落ち着いたらまた一緒に遊びましょう。 今度はみんなで」
 「うん、落ち着いたら、きっと」
 「ところでギルドの名前はもう決まっているの?」
 「そっちはばっちり。 名前は????」

 星の瞬く空を見上げると、流れ星が一条の軌跡を描いた。
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