暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン -旋律の奏者- コラボとか短編とかそんな感じのノリで
幻影の旋律
惨殺天使とロマン盾
[4/4]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
ぶっ殺す!」
「憎しみが深すぎませんか??」
「ニオは悔しくないのですか?? あのような下劣な老害に平坦な胸などと言われて悔しくないと言うのですか?? 私はとても悔しいです! この、この胸にも需要があるとフォラスは言ってくれました!」
「言っていることが支離滅裂な上に口調が素に戻っていますよ??」
「うふっ、うふふ、ぶっ殺すDeath!」
Death!
と、もう一度強く宣言したアマリが虚ろな目のままノームへと突撃を開始する。
フォラスの厳命すらも無視すると言う、普段のアマリから考えればありえない事態。 しかし、アマリを良く知るものであればこの事態はありえないものではない。
アマリは誰もが羨むほどの美少女ではあるが、アマリ自身、自分の身体にコンプレックスを抱いている。
姉であるアスナと同い歳であるにも関わらず一向に成長の兆しを見せない胸部。 女の子特有の膨らみを殆ど持たない胸部を有するアマリは、必然、それを持つ少女に日頃から鬱屈とした感情を抱いている。
そんなアマリに『平坦な胸』などと言えばどうなるのか?
答えは簡単。
ただただキレる。
「あ、あの、アマリさん……?」
こうなっては止まらない。
たとえフォラスがこの場にいようと止めることはできない。
乙女の胸部を馬鹿にした不届き者の末路は死しかありえない。 知らなかったでは済まされないのだ。
目の前で繰り広げられる戦闘とはかけ離れた激怒の蹂躙を前に、ニオは少しだけ悲しげに自分の胸部を見下ろして一言。
「べ、別に私は気にしていませんから……き、気にして、いません……」
そして怒れる乙女は高らかに宣言する。
「ぶっ殺すDeath!」
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ