暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン -旋律の奏者- コラボとか短編とかそんな感じのノリで
幻影の旋律
調剤師と薬師
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奥を見た気分です。 このレシピ、本当に頂いていいのですか?」
 「もちろん。 色々と見させてもらったお礼だよ」
 「では、もしよければこれを」
 「これは?」
 「エルフ族に伝わる秘薬調合の書です。 本来は門外不出ですが、フォラスさんには特別に」
 「いいの?」
 「ええ、これほど参考になるレシピを頂いたお礼です」
 「お礼にお礼をされても困るんだけど、でも、ありがたく頂くね」
 「いえいえ、是非有効活用してください」
 「うん。 これがあれば夢だったあの毒も……」
 「このレシピを参考にすればあの毒が……」

 「「ふふ」」

 同時に漏れた僕とティルネルさんのアレな笑みを見て、クーネさんたちは完璧に引き気味だ。

 こうして僕とティルネルさんは友達になった。
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