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ソードアート・オンライン -旋律の奏者- コラボとか短編とかそんな感じのノリで
幻影の旋律
調剤師と薬師
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だね。 ねえ、これは何?」
「ルピナスの豆ですよ」
「ルピナスの豆? へえ、それはそれは。 それにしても、こんなレア素材、集めるのに苦労したでしょ?」
「いえ、全て家の周りで採れるものですのでそれほどでは」
「……僕が聞いといてなんだけど、それって言ってよかったの? それを聞くとホームの場所が特定できるけど」
特に、プネウマの花辺りから。
確かこれは、47層のとある場所でしか採れない希少な花だ。 本来は使い魔蘇生用のアイテムらしいけど、《栽培》スキルをコンプリートしていると育てることが可能だと聞いている。 ただし、栽培可能なのは47層でだけで、他の層だとそれもできないのだとか。
野生のプネウマの花はテイムモンスターを死なせてしまったプレイヤーが採りに行かないと咲かないらしいので、ここまで纏まった量を採取するのは不可能だろう。 つまり、この2人、そして、この2人のパートナーである《彼》のプレイヤーホームは47層にある可能性が高いと言うわけだ。
一方のティルネルさんは、そこまで考えが巡っていなかったようで、あわあわと慌てだす。
つい先ほど更新した印象は間違っていなかったらしい。
「まあ大丈夫だよ。 別に誰かに言い触らしたりもしないし、悪用するつもりもない。 ただ、もう少し気をつけた方がいいよって言う忠告はしておくよ」
「……はい」
「じゃあ、作っちゃおっか? ヒヨリさんとニオちゃんは……大丈夫そうだね」
置いてきぼりにしていた2人に目を向けると、座っているニオちゃんを後ろから抱きついてご満悦のヒヨリさんが見えた。 現在進行形で愛でられている最中のニオちゃんと目が合った瞬間、無言の救援要請が送られてきたけどこの際無視。 彼女にはヒヨリさんのオモチャになってもらおう。
「ねえ、ティルネルさんの調合、ちょっと見学させてもらっていい?」
「それは構いませんが、そんなに面白いものではないと思いますよ?」
「いやいや、エルフ族に伝わる調合の妙技には前々から興味があったしね。 この機会に見せてもらおうかなって」
「わかりました。 その代わりと言ってはなんですが、後でフォラスさんの調合も見させてくださいね? 私も人族の調合の技に興味がありますので」
「了解」
そして、十数分後……
「《レベル8の麻痺毒とレベル7のダメージ毒を付与する》? うわー、これはエゲツないね」
「それを言うならフォラスさん。 この《レベル8の麻痺毒を付与する》って、これの成功率の方が余程危険ですよ。 よくこんな配合を思いつきましたね」
「そうかな? まあでも、色々と実験して作ったレシピだから褒められて悪い気はしないよ」
「人族の調合の深
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