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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
711部分:第五十七話 豪傑達、荘に戻るのことその一
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れる筈がなかった。
「けれどそんな奴は」
「実は私もね」
 ここでその神楽が苦笑いと共に話す。
「あの人のことはあまり」
「そうなんですか」
「どうも存在感がないのよ」
 月に核心を話す。
「だから。ちょっとね」
「何か可哀想な人ですね」
「そうね。私達外から来た面々は皆目立つけれど」
「そうですね。私達も言われます」
「確かにね」
 ミナもそれは同じだった。
「私もそうだから」
「それにしても白桃ちゃんは」
 ここでまた真名を間違える劉備だった。

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