62放課後デート二日目
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、触っただけで伝染るんだから、触っちゃダメよっ」
アイドルだとかホストにハマるのは、脳機能に問題があるそうで、一般常識も栞の病気を理解していない女脳は、伝染病だとかパソコンウィルスでも、触れば感染するのだと思いこんで、教職でありながら虐めに参加するほど脳に欠損があった。
「オバサン、こっち来て下さい、でないと拘束しますよ」
「いやあっ」
それでも抵抗したBBAは後ろ手に手錠を掛けられ、泣き叫びながらパトカーに押し込められた。
人生の全てを捨てさせられ、処刑は十分と思えたが、天使の人形の仕掛けはまだ終わっていなかった。
(今回お巡りさんもいたから、直接ぶん殴ってやれなかったけど、それは後でね)
「うん、あのお婆さん、ストーカーとか、元から頭おかしかったんだね、あははっ」
BBAがパトカーに捻り込まれ、ホストの男性が警官と話した後、栞の事が気になって気になって仕方なかった男が、警官とパトカーが帰ると、すぐにすっ飛んで来て告白した。
「あ、変な所見せちゃったね? あのセンセイ君の担任? お詫びに何かご馳走したいんだけど、いいかな?」
栞はこんな誘いに乗る理由も無いが、天使の人形がオッケーサインを出しているので承諾してみる事にした。
「あの、学校の帰りですし、両親にも相談してからじゃ無いと」
一応オドオドして、見知らぬ男性に声を掛けられて驚き、食事にでも誘われたのを拒否してみる。
「大丈夫ダイジョウブ、御飯じゃ重かったら、オヤツにクレープとか、流行りのティラミスとか食べてみない? 普通の喫茶店だし、あ? 校則で禁止されてる? 屋台の方がいいかな? ケバブとか食べてみない?」
現在ちょっとふっくらしている栞を見て、ダイエット中でも無いようなので食い物で責めるホスト。
マシンガントークや最近の女子が好きそうな話題も仕事上勉強していて、繁華街でホテルとかも近いケバブ屋だとか、ティラミス屋で、デートレイプドラッグで昏倒させて一気に食べるか、真剣に付き合って自分のママそっくりの栞を自分の物にしたいホスト。
本来、この制服の少女を、夜の住人であるホストがナンパしたり、ホスト店で豪遊させて借金漬けにして、とらば〜湯とかさせると、舞の魔物がすっ飛んできて食われるので絶対に禁止されている行為だった。
さらに手が10本、目が全周に20個ある「カズヤのアニキ」にも即ぶっ殺される案件だったが両方共休業中、その点は調整されていて、違う制服だと認識させられている。
(エエ〜〜、ヤダ〜〜、カオリだけナンパされてる〜〜、アタシ帰ろうかな〜〜)
栞の隣には、香里の扮装をした天使の人形が立っていた。
(て、天使クン……)
また月影先生の髪型になって白目剥く栞。最初からいたような幻術も使い、女装して栞の友達風にしていた。
「もちろん
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ