62放課後デート二日目
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
の友達でスクールカースト最低の三人、月宮一行とその友人数人、ボッチコミュ障、喋り続けるうるさい女、などが同行していた。
王子は演劇部に出席していて、そのままトンズラ、倉田家には入れない不倶戴天の敵「天野家」のメンバーだった。
月宮一行は怪しい宗教団体の方の月宮なので、他家でも入れるらしい。
その頃の栞
(今日は小ネタ2連続だよ、栞ちゃんが虐められてもガン無視、虐めに参加するぐらい積極的で、君を汚い病原菌扱いをしたBBAの教師の成れの果てだよ)
「ふ〜ん」
高級マンションの前で、自動ロックのドアから追い出されて、警官を交えて揉めている一同がいた。
「ヤスクン、部屋に入れてよ、結婚してくれるって約束したじゃない!」
「誰がそんな約束したよ? 夢見てんじゃねえよっ、ホストと客の関係だろ? 夜の街と現実は区別しろよっ」
特に説明を受けないでも、教師だったBBAがホストに狂い、金でも使い果たしたのか、客として割り切った遊びだったはずが、相手の家にまで転がり込もうとしている50過ぎの無様なBBAの姿を見た。
「うふふふっ、あはははっ!」
無様なBBAをあざ笑う栞。
女教師は尾羽撃ち枯らした感じで、行かず後家BBAが給料全部つぎ込まされ、25年ローンで買って独身のままローン払い終えたマンションも売って、住所不定で授業も立ち行かずクビ寸前で何とか退職させて貰い、退職金も店からの借金に消え、全財産貢いで、そうすれば結婚してもらえると信じ込んだマヌケが、相手のマンション前でストーカ騒ぎを起こしていた。
「奥さん、事情はお伺いしました、まず部屋までの不法侵入とストーカー行為、裁判所の接近禁止令の違反ですので、署で話をお伺いします」
「やめてっ、離してっ、ヤスク〜〜〜ン!」
もう見ているだけでBBAの人生がすべて終了させられているのを知らされ、初老の脳が恋愛で壊れて、何もかもダメになっているのを見て大爆笑した。
「あははははははははははっ!」
「君は…」
ホストの目からは、栞が自分を捨てた母親の若い頃そっくりに見えていた。
天使の人形の術も有るが、元からこのBBA陥落用に選ばれた男なので、弱点は全部掴まれていて、稼いだ金を全部栞に貢ぐように仕組まれていた。
「ヤスクン、なんでその女なの? 私と結婚してよっ」
「奥さん、いえ、「おばさん」パトカーまで来て、警察署で話し聞きますから」
「いやあっ、あ、貴方、美坂さんね?」
BBAは何故か栞の事を覚えていて、他の生徒と一緒になって虐めて馬鹿にしていた生徒の顔を思い出した。
それも、自分の恋人だと思っていた男が、明らかに一目惚れをして「恋する少年の眼差し」をして、病原菌である少女を見つめているのを見せ付けられた。
「やめてっヤスクン、この子ね、物凄い病気なのっ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ