ハイスクールD×D 照らし出す光
[7/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
GET」
運が良いことに手に入った高速化を使って入口に向かって跳ねる。空中で足元にチョコブロックを精製しながら跳ねる。ちょうど入り口に当たる部分まで戻ると兵藤君達もやってきた。
「よし、早くアーシアさんを逃してあげて」
兵藤君にアーシアさんを渡してガシャコンブレイカーをパネルから選択して取り出す。
「いや、先生、相手はあの数なんですよ!?それにそんなリーチの短さでハンマーって」
「そこまで心配することかな?まあ、安心できないって言うなら、だ〜い、変身!!」
僕を心配する木場君を安心させるためにゲーマドライバーのレバーを開く。
『ガッチャーン、レベルアーップ!!マイティジャンプ、マイティキック、マイティマイティアクション!!エックス!!』
スクリーンを潜り抜け、2等身から通常の等身へと戻る。このレベルアップに木場君達以外に神父服の男たちや堕天使の動きが止まる。
「これで問題はないでしょ。さあ、ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!!」
アーシアを助けてから数週間の時が流れた。アーシアは宝生先生のツテで幻夢コーポレーションに入社して働いている。今日は、新入社員には自社のゲームがどんなものなのかをちゃんと理解してもらうために幻夢コーポレーションのゲームセンターのクーポン券が渡されるのでアーシアに誘われて隣町のゲームセンターに向かっているのだ。
「アーシア、新しい生活は大丈夫なのか?」
「はい。皆さん良い人ばかりですし、しゅらば、ですか?そういう時期じゃなければ大丈夫だってパラドさんが言ってました」
「パラドさん、先生の相棒のバグスターだっけ?」
「あまり詳しくは教えてもらえませんでしたけど、悪魔や天使みたいな括りで言うとバグスターって種族で世界のバグで生まれたとだけ聞きました。パラドさんは宝生先生と一緒に遊べるならそれでいいって」
そんな話をしながらゲームセンターに入ってみるとイベントでもやっているのか一角にものすごい人だかりが出来ている。確か前に来た時はギリギリチャンバラが置いてある場所だっけ?気になったのでアーシアと一緒に向かってみると見知った姿がギリギリチャンバラをクリアしているところだった。
「疾っ!!」
ラスボスの必殺の居合をしゃがみながら鞘で上方に反らし、返しが来るまでの一瞬での抜刀でラスボスの刀を切り捨て、返しで胴体を薙ぎ払うゴスロリ服を着たプレイヤー。周りからノーコンティニューでクリアしたことに賞賛の拍手が上がる。
「どうもどうも〜」
周りの観客に手を振り、こちらに気付いて思いっきり手を振る。アーシアも振り返す。なんであいつにそんな風に笑顔で手を振り替えせるんだよ。あいつは、あの堕天使はアーシアの命を狙ってたんだ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ