ハイスクールD×D 照らし出す光
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ティアクションX』
「変身!!」
ガシャットをゲーマドライバーに装填して展開されるキャラクターパネルからアクションマイティを選択する。
『レッツゲーム!!メッチャゲーム!!ムッチャゲーム!!ワッチャネーム!?アイム ア カメンライダー!!』
「本当にマイティに変身するんだ。著作権的に大丈夫なんですか?」
「ああ、幻夢コーポレーションって僕の相棒の会社だから。このゲーマドライバーも相棒が作ったものさ」
一人ぼっちだった僕と友だちになってくれたパラド。最初は打算的な目的があって僕と友だちになったって後から正直に話してくれたけど、それでも良かったんだ。打算的であったとしても、寂しい思いをせずに済むようになったから。パラドに出会ってからは特にそう思う。ゲームをしてもパラドは僕に付いてきてくれた。いつの間にかゲーマー界のトップみたいに扱われるようになってもそれは変わらない。出会った頃に書いていた子供のぼくのかんがえたげーむを作る会社も建てて一緒に遊んでくれる。
そんな貰ってばかりの僕はパラドの好きなものをあげたいって思っている。そしてパラドの好きなものは笑顔。誰の笑顔でも良い。ただ笑顔で楽しそうにしている人達をみたり、一緒に楽しむことが何より大好きなんだ。だから、一番多感的でその後の人格形成や交友関係を気づきあげていく学生たちの力になりたいと養護教諭への道を進んだ。
カウンセリングの資格も持っているから多くとはいえないけど、笑顔になれない子に笑顔になれるように。出来る限り力になってきた。だけど、そんな子たちを裏で食い物にしている奴らもいる。それに対抗するための術をパラドは用意してくれた。その力で今回はあのシスターを救う。それだけだ。
「それじゃあ、行こうか」
そう言って教会の扉の前にまで移動して扉を背にする。
「何をするんですか?」
塔城さんが首を傾げながら尋ねてくる。兵藤君は僕が何をするのか気付いたようだ。
「あの、もしかしてアレをするんですか?」
「そうだよ。と言うわけで場所を開けててね」
場所を開けてもらってから壁に向かって走り、壁を蹴った勢いを使って跳ねるように転がりながら教会のドアを吹き飛ばして中にいた神父も跳ね飛ばす。だが、運が悪いことに突っ込んだ先に地下への道があった所為でそのまま地下へと転がっていき、その先にある広い空間まで転がり込む。そしてそのまま転がっていき、十字架に激突して折ってしまった。そしてそれに縛り付けられていたシスター、アーシアさんをキャッチする。
「一体何なのよ!?」
隣で黒い翼が生えた女性が怒鳴っている。堕天使の仕業か。とりあえずはアーシアを逃さないと。側にあるブロックを壊して中からエナジーアイテムを取り出す。
「よっしゃあ、高速化
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