ハイスクールD×D 照らし出す光
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らな。時間は大丈夫か?」
「あ〜、今日は微妙ッスね。偶々見かけてとりあえず声をかけただけッスから」
「日によってはMも来れるはずだ。オレ達コンビに勝てるかな?」
「ふん、絶対に勝って最強ゲーマーの座を奪ってやるッス」
「ふふっ、いいぜ、オレを熱くさせてみろよ」
「ふふん、Pもそうっすけど、Mにも勝ってゲーマー界でMと言えばウチのことを指すようにしてやるッス」
「ほうMをねぇ」
「あっ、自己紹介がまだでした。ウチはミッテルト。これでも成人してるんすよ」
まあ、人外だからな。見た目と年齢が合わないのは知っている。見た目と年齢が合ってるのもいるけど。
その日は連絡先を交換して別れ、次の土曜日にMと共に返り討ちにしてやった。人外のスペックでかかってくるのかと思えば、人間に合わせたスペックのみで己のセンスと努力でゲーマーとしての実力をつけてやがった。たまに大会に賞金目当てで参加している人外がいる。それらを真っ向から潰してきたオレ達に食らいつく時点でこいつはすげぇやつだ。チョイ役とは思えないぐらいにな。気に入った。だから、こんなことをしている。
「よう、ミッテルト」
「パラド!?どうやってここに来たんすか!?」
「はん、これでもオレも人外でな。この世でひとりぼっちの種族、バグスターだ。オレの能力を使えば忍び込むなんて分けないのさ」
旧校舎を覆うように張られている結界内に最初から忍び込み、実体化したオレを見てその場にいた奴らの動きが止まる。
「なんで来たんすか」
「永夢の奴がおせっかいであのシスターを助けに行ってな。オレもミッテルトを、楽しませてくれた礼に最後ぐらいは楽しいゲームで生を終わらせてやろうと思ってな」
「助けてくれるとは言わないんすね」
「助けてやってもいいが、これからもクソみたいに使い捨てにされ続けるぞ。それ位なら最後ぐらい楽しんで死ね」
「ははっ、厳しいッスけど、優しいッスね」
ゲーマドライバーを装着し、ガシャットギアデュアルを装填する。
『The strongest fist! What’s the next stage?』
「マックス大変身!!」
パネルを開く。
『マザルアップ!赤い拳強さ!青いパズル連鎖!赤と青の交差!パーフェクトノックアーウト!』
現れたスクリーンを潜ると共に仮面ライダーへと変身を終える。ゲーマドライバーを見た時点でリアス・グレモリーが少し怯えていたが、パラドクスの姿を見て若干安心したようだ。
「さっきのスタート画面はパーフェクトパズルとノックアウトファイター。それにその姿は」
「仮面ライダーパラドクス パーフェクトノックアウト。これがオレの力だ」
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