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ユキアンのネタ倉庫 ハイスクールD×D
ハイスクールD×D 照らし出す光
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法はない。

改めてチートだよな。確か無敵の主人公が無双するゲームだったか。実際に発売されたら30分ぐらいは楽しめそうだ。

そんな風に過去を思い返している内に決着は付いていた。ハイパークリティカルスパーキングが直撃する直前にデータを書き換えてダメージを1に固定しておく。そしてリアス・グレモリーが倒れ伏す。意識はあるみたいだな。

「オレ達に関わらないでくれ。この力はただ降りかかる火の粉を払うための力なんだ。君達の事はある程度知っている。だからこそ余計に僕達を巻き込まないで欲しいんだ」

『落ち着いたか、永夢』

『ごめん、パラド。大丈夫だよ』

『いいさ。オレはお前でお前はオレなんだ。苦労なんかは二人で半分ずつ、楽しさは二人で倍に。それがオレ達だろう』

『そうだね。ありがとう、パラド』









あれから暫くの間は永夢に付きっきりでリアス・グレモリー達が何か仕掛けてくるかを警戒していたのだが、どうやらオレ達のことには触れない方針でいてくれるようだ。それならいいさ。原作も始まったみたいだしな。兵藤一誠は悪魔へと転生した。しばらくすればアーシア・アルジェントも悪魔に転生する。オレ達は介入するつもりはないが、コカビエルの時ぐらいはこっちもヤバイから介入する可能性はある。それまではゲームを楽しもうぜ。

毎日のように通っているゲーセンでドレミファビートのランキングを確認する。此処の所、このゲーセンのランキングにオレと永夢以外の名前が乗ることがたまにある。それを塗りつぶす作業だ。パーフェクトを出し、スコアが同じ場合は新しい方のスコアが優先される。そのシステムを利用して蹴落とす。

「見つけたッス!!毎日のようにウチの記録を潰してまわってるのはアンタッスね!!」

ちょうど記録を塗り替えた所で背後から声をかけられる。マナーを守ってるのは良いのだが、ここでは声を大きくする必要がある。

「外に出るぞ。周りの迷惑だ」

ゲーセンの中では声を大きくする必要がある。それを避けるには外に出るのが一番だ。それに気持ちを切り替えるには一番だ。なんでこいつがゲーセンに入り浸ってるんだよ。外に移動して近くの自販機からオレンジジュースを購入する。もう一本購入して投げ渡す。

「とりあえずは自己紹介だ。オレは天才ゲーマーコンビ『MP』のP、パラドだ。一番得意なのはパズルゲームになるな」

「知ってるッスよ。コンビで年収2億円以上と言われる天才ゲーマー。その伝説はウチが破ってみせるッス。ギリギリチャンバラで勝負!!」

「面白い、良いだろうと言いたい所だが、ここのギリギリチャンバラの筐体は劣化が酷くてな。主にオレとMがやりすぎたせいなんだが。店を変えよう。隣町まで行くぞ。幻夢コーポレーションの店があるか
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