71部分:第七話 関羽、山で三人の戦士と会うのことその四
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やたらと露出の多い赤い服を着た黒髪を後ろで束ねた美女だった。気が強そうな顔をしているが金髪の美女のそれが西のものなのに対して彼女のそれは東のものだった。胸も脚も殆ど剥き出しである。腰には尻尾に見える長い布がある。
最後の一人は白い上着に紺の袴、胸当てをした烏の濡れ羽色の奇麗な神の少女だった。凛としていて気品もある。この三人だった。
「しかし。ここは何処だ?」
「道に迷ったのなら厄介ね」
「村も近くにないようですし」
「少しいいか?」
関羽がその三人に声をかけた。
「貴殿達は何者だ?」
「んっ、何だ?」
「あれ、貴女達は一体」
「誰ですか?」
「それはこちらも聞きたい」
関羽はこう三人に返した。
「私は関羽l雲長という。貴殿達の名前は」
「キングだ」
「不知火舞よ」
「藤堂香澄です」
三人はそれぞれ名乗った。
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