その3
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まる子はたまちゃんの家に遊びに行った。途中ではまじ、ブー太郎、とし子ちゃんとも合流した。そして一行は穂波家に到着した。
全員「こんにちは!」
たまちゃんの母が出迎えた。
たまちゃんの母「あら、いらっしゃい」
その時、タミーが急に出てきた。
タミー「みんな、私のために遊びに来てくれたのね!ああ、タミー、本当感動しちゃうわ!!」
たまちゃん「ちょっと、大袈裟すぎだよ・・・。みんな、ごめんね、私のために遊びに来てくれて・・・」
まる子「いや、いいよ。気にしないでよ」
はまじ「そ、そーだよ。賑やかで面白そーじゃねーか」
四人は上がった。
とし子ちゃん「それじゃあ、何して遊ぼーか?」
ブー太郎「トランプがいいブー。穂波、持ってるかブー?」
たまちゃん「う、うん・・・」
たまちゃんはトランプを持ってきた。タミーは目を光らせていた。
タミー「どんなのやる?」
まる子「それじゃあ、まずはババ抜きからやろうか!」
全員「賛成!!」
6人でババ抜きをやった。タミーは勝ったわけでも負けたわけでもなかったが、(ちなみに一抜けははまじでババはまる子だった)急にうっとりした。
タミー「ああ、ババ抜きで抜けられるなんて、タミーなんて幸せなの!」
皆タミーのリアクションに一々付き合わされているような感がして何も言えなかった。そしてババを何度も繰り返して遊んだ。
4度ほどやったあと、ブー太郎が他のゲームを提案した。
ブー太郎「次は7並べやろうブー」
まる子「いいねえ」
こうして7並べにシフトした。
タミー「あ、スペードのここ入った。アハハハ・・・」
タミー「やーん、ジョーカー貰っちゃったー!タミー、どうしよう!」
やたらハイテンションなタミーに何も言えない5人だった。
また、たまちゃんの母が持ってきたお菓子を皆で食べるときも皆と共にするのがとても嬉しく思っていた。
タミー「ああ、みんなとこんなお菓子を食べられるなんてタミー、なんて幸せなの!」
はまじ「穂波の心の中ってこんな感じだったのか?」
たまちゃん「う・・・、それはその・・・」
たまちゃんは返答ができなかった。
まる子「あ、でもさ、まあ姉妹ができたと思って賑やかでいいじゃない?」
ブー太郎「そ、そーだブー、ウチも妹のトミ子がいて楽しいと思うブー!もしオイラが一人っ子だったら寂しいなブー!だから穂波んちもきっと楽しくなるブー!」
タミー「ありがとう!タミー、頑張るわ!!」
たまちゃん「ええ!?」
まる子とブー太郎はたまちゃんを励ますつもりが逆効果
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