第四章
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「読売人民武力省じゃ」
また北朝鮮だった。
「読売民主主義人民共和国のな」
「巨人が北朝鮮ってことは」
「ナベツネは将軍様じゃ」
「そのままですね」
「北朝鮮は確かに軍は凄いわ」
数だけは確かに凄い。二千万かその程度の人口で百万の軍隊だ。有り得ないと言える。
「しかしどうじゃ。統一できておるか」
「絶対に無理ですね」
「そこに答えがあるわ」
「巨人もまた、ですね」
「幾ら金を積んで選手を集めてもそれだけではじゃ」
「優勝はできませんね」
「そして黄金時代にもならん」
その別所がいた頃や王、長嶋の時代は決して戻らないというのだ。過去の栄光は二度と戻らないのだ。少なくとも同じ方法でもたらされた栄光は二度とだ。
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