第六章 Perfect Breaker
開催!!戦興行
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竜宮レナさんですわ!!」
「さて、自己紹介も改めて済んだし!!」
「で!!ござるな!!」
「いざ!!」「尋常に!!」
「「勝負!!」」
雛見沢部活メンバーVSユキカゼ・パネトーネ率いるオンミツ部隊
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「ふははははははは!!やはりワシは前に出て戦った方が性に合う!!」
湖を抜けた、草原にて
三国同盟の将が一人、レオンミシェリは自らのセルクルに跨って戦場を駆けていた。
狙うポイントは、敵の陣地の一つ。
向こうは大将が一人の代わりに、いくつかのポイントを設けそこをいくつか攻め落とされても敗北、と言うルールを採用している。
これは戦場が一極化しないようにするための配慮だが、そんな消極的な戦いを彼女は最初好まなかった。
だが、打ち合わせでの蒔風の、この一言で気が変わることとなる。
『夜天の王を配置しよう』
その一言。
そして、彼の言葉の裏にある凄味から、彼女は全身に衝撃が走った想いがした。
(よくもまあ、本人もいないのに一言でその人を表すことのできる物だと感心するわ)
その時のことを思い出し、笑いながら駆けていくとポイントである小砦が見えてきた。
とはいっても、一見小さな小屋でしかない。
そして遠くからもわかるように、その屋根からは長いポールと旗が立っていた。
「先手必勝!!まずはその腕、見せてもらおう!!」
レオンミシェリの持つ宝剣・魔戦斧グランヴェールに輝力が凝縮されていく。
それが紅蓮の炎を体現し、その咆哮と共に一撃のもとに放たれる。
「獅子王!炎陣!!」
撃ちつけられた大地に向かい、無数の隕石が降り注ぎ、それが小さな小屋に襲い掛かっていく。
壮絶な炎の中で、誰もが巻き込まれないように避難し、目を瞑る。
だがその中に、レオンミシェリは確かに見た。
降り注ぐ無数の隕石を、鞭のようなものが弾いて吹き飛ばしている―――――!!!
「よかろうッ!!ならば、これも一緒に食らっておけ!!」
不敵に笑い、再び打ち付けられる紋章術。
大地に打ち込まれた隕石は、それぞれが一気に膨れ上がり――――!!
「大・爆・破ァッ!!」
ズ――――ゴンッッ!!!
ドーム状の炎が吹き上がり、空を一筋の光が貫いた。
今までこの攻撃を受けて、立ち上がった者はそうそういない。
しかし、この相手は
「あら・・・すごい焔ねー・・・」
「だが盾の守護獣、これしきでは敗れぬ」
「派手だったなぁ。シグ
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