第六章 Perfect Breaker
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・・もうクー様でいいよ。
「EARTH」から見れば「敵が増えた」と言うことになる。
そのことを謝ろうと、ビスコッティ領主ミルヒオーレが、「EARTH」の観戦席にやってきた。
レオ閣下?
レオ閣下は戦場で高ぶっています。
だがそこがいい
話を戻して。
「EARTH」の観戦席は、風船のようなものに浮かべられた空中のボックス席だ。
そこにやってきたミルヒであるが、目の前の光景に唖然していたところである。
「うォォおおお!!ネコ耳!!ネコ耳さんや!!」
「耳がピクピクしててかわいいハァハァ・・・」
「おォォォオオオオオオオオッッ持ち帰WRYYYYYYYYYYYYYYY!!!」
「レナさんが人間をやめたぞーーーー!!」
「犬っ子もいる!!だが俺が犬になりたい!!」
「あのシッポモフモフしたい!!そしてあわよくばぺろぺろしたい(キリっ」
「姉御の表情が恍惚に染まってる!?」
「幼女!!幼女!!」
「勝ったらお持ち帰りできるのかな!?かな!?」
「レナ、決まってるじゃぁないか。敗者は勝者に従うのが鉄則ゥゥゥウウウウううう!!」
「おいお前ら絶対に勝つぞ!!!」
「「「「っシャァッッ!!やってやるぞらぁぁアアアアアアア!!!」」」」
「・・・・」
あ、引いた。
わりと形容しがたい表情でミルヒが引いた。
ちなみにこの集団を率いる局長の男は
「zzz・・・・・」
「ね、寝てるー!?」
連日の調整で寝不足気味。
完全に突っ伏して眠っていた。
目の前の異常な熱気。
この光景を目の当たりにしたミルヒの表情を無理矢理言い表すのならば・・・・
牛乳を吸った雑巾を、臭い思いして必死に処分した後に「牛乳のみなよ」と目の前に差し出されたときの顔
とでも言っておく。
「うォォォおおお・・・・お?あ、あのお方はまさかビスコッティのミルヒオーレ姫!?」
「なに!?」
「おぉ、本物だ!!」
「み、皆さん・・・こんにちは・・・・」
そしてやっぱり気づかれる。
だが、さっきまでの乱痴気騒ぎはどこへやら。
ヒャッハー状態だった彼らは一瞬で大人しく椅子に座り、まるで別人であるかのように穏やかな笑みを携えていた。
「どうも、こんにちは姫様(スッ」
「無礼があったらお許しください(スッ」
「でも、手加減はしないので覚悟してください(キリッ」
「「「そして結婚してください」」」
「三人とも女性なのに全員に求婚された!?」
頭の仲間では無理だったが。
ちなみに頭からレナ、来ヶ谷、はやてである
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