第六章 Perfect Breaker
白虎日和
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ムフム・・・と頷き、白虎はその場をよく見る。
だが、そんなところに証拠があるわけもない。
「最後に人形を確認したのは?」
「昨日・・・・風呂に入った時だな。ズボンに入ってんのは確認してる」
「そっかー。それからの行動は?」
時間は大体だけど、と最初に言い、往人が一昨日の記憶を掘り返す。
20:00・・・入浴(出た時に人形を確認済み)
20:30・・・風に当たりに散歩に出る
21:00・・・観鈴と一緒にテレビを見る
22:00・・・テレビの中の花火に感化され、観鈴がやりたがる
22:30・・・長い捜索時間を経て、押し入れの中から花火を発見
23:00・・・準備を済ませ海岸へ。花火開始
23:45・・・花火終了。帰宅
23:55・・・晴子帰宅。いつも通りバイクごと納屋に突撃。土産だと言って、抱えるほど大量の花火を部屋中にばらまく。
24:08・・・晴子飲酒。花火だ!とわめきだす。
24:10・・・花火再び開始。そして戦争が始まった。
※以降のことは、たとえ悪い子でもやってはいけません。
24:30・・・晴子、手持ち花火を片手に二十本持って一斉点火。追い回す。
24:32・・・往人、対抗。が、まぎれていたロケット花火に気付かない。
24:33・・・ロケットに着火。ほかの手持ち花火に引っ掛かって飛ばず、手元で破裂。晴子・観鈴、爆笑。
24:40・・・晴子が持ち込んだ缶ビールをいつの間にか観鈴が完飲。暴走開始
この時点で素面の人間は0になった。
24:42・・・打ち上げ花火の導火線を結び、一斉点火しようと提案。
24:45・・・打ち上げに着火。直後、強風が吹き軒並み倒れる。三人の方を向いて。
ここから観鈴、開翼。
24:48・・・ねずみ花火250発に一斉着火。観鈴、衝撃波で広範囲にばらまく。
24:50・・・晴子、対抗しようと噴出花火「ドラゴン」に着火して、投げる。
24:51・・・追い詰められる往人。手元に残った花火をごっそりつかんで一斉点火。が、残念ヘビ花火。
24:53・・・ヤケになった往人、煙玉50発投入。
その後、猛烈な煙に周囲の住民が通報。
数分後には警察がやってきて、三人を厳重注意。
帰宅、就寝
「昨晩はそんな感じだな」
「あれは楽しかったね〜」
「(ポカーン)」
二人の話を聞き、唖然としてしまう白虎。
自分もはっちゃける方ではあるのだが、流石にそこまでではない。
「で、朝起きてだな・・・」
「も、もういいよ」
「そうか?」
白虎はお腹いっぱいだと言わんばかりに止め、深呼吸してか
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