第六章 Perfect Breaker
白虎日和
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ついさっき書類ぶちまけたせいで大変なことになってんだからお前はどっか 行 っ て ろ や 」
ギィ、と少しだけ扉が開き、局長室の扉が開かれる。
そこには―――――
「ぎゃぁあああ!!こっちはマジュウ対応マニュアルのページがバラバラになってるゥゥウウウ!!」
「なぜじゃ・・・・十三時間もかけて書類を時系列通りに並べたのに・・・・・またバラバラになっとる・・・・」
「書類仕事自体は普通なのに、どうしてこう白虎が絡むとめちゃくちゃになるのだ!?」
「行きなさい。ホント頼むから行って来い(怒)」
「・・・・ごめんなさい」
いつもと違い、丁寧な言葉遣いの天馬に言い返せなくなる白虎。
こうして、白虎は観鈴たちについて行くことになったのだ。
数分後
「主・・・・飲み物・・・・買ってきました・・・・今開けます・・・・よ!」
「バカ青龍、全力疾走してコーラ開けると――――」
ブシャァッッ!!(開けた瞬間キャップから円形に広がるコーラ)
「「「「ノぉォォォオオオオオ!?」」」」
「主は無事か!?」
「ダメだ・・・・机に突っ伏して気絶してる」
「白虎が・・・・焦らすから・・・・」
「 ま た あ い つ か 」
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「と言うわけで!!過去のことは振り返らない!!名探偵白虎の登場だよ!!」
「いや、反省しようぜ」
そんなこんなで、やってきたのは神尾家である。
往人にしても、あの人形が見つかるならばそれに越したことはない。
というか、できれば見つかってほしい。
「だってゆきとん、あの人形無いと何ができるのか全く分からないしね」
「うるせーな!!悪かったな微弱な力でよ!ってか、今はその力もねーよ!」
国崎往人は、掌に乗るほどの小さな人形を操ることができる。
それを見世物にして昔は旅をしていた。
最も、今になっては観鈴を解放するためにその法術の力を使い果たし、何もできないのだが。
「で?いつ無くなったの?」
「無くなったのに気付いたのは、昨日だな」
「いつもの自販機でジュース買ってる時に気付いたんだよね」
その日の日差しは、強かった。
これから夏にもなろうとするので、この街はさらに熱くなる。
その暑さに耐えかね外に出て、そこでジュースを買おうとしてそこで気付いたのだ。
「ほら、このジュース」
「どろり濃厚ピーチ味・・・・?」
「俺が勝ったのは普通にこっちのスポーツドリンクだ」
フ
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