第六章 Perfect Breaker
魔法少女のその後
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らっすかね?」
「だろうなー。まったくもってどういうこじれ方したのか」
「まさしく「わけがわからないよ」っすね」
「確かに」
くっ、と笑いながら、蒔風が翼刀に頷く。
ソウルジェムがあるわけでもないから、魔女になるシステムもないだろうしな、と安堵の息を漏らす。
目の前では、五人がそれぞれ暴れまわっていた。
「今だー!!ライジングになりなさい!!ラ・イ・ジ・ン・グ!!」
「ハイ!!名護さん!!」
「もっと大きな声で!!」
「名護さんは最高です!!」
「いいぞ、巴君!!」
「お、なかなか太刀筋のいいお嬢ちゃんじゃねーか」
「お嬢ちゃんとか言うな!!変態青タイツ!!」
「あぁっ!?これは鎧だ!!下手なこと言いやがると女子供とて容赦は」
ぐしゃぁ!
「ランサーが死んだ!!」
「この人でなし!!」
「あ、あたしのせいじゃねー!!」
「こ、こうですか?」
「違う!剣の降り方はこうだ!!マーン!!」
「ま、まーん?」
「マーンッ!!」
「(メン、じゃないのかな?)まーん・・・」
「マァーンッッ!!」
「マーン・・・」
「マァァアアアアアンッッッ・・・ゲホ、ゲホッ・・・」
「むせてどうするんですか・・・・」
「いいかァ?まず一番重要なのはなぁ」
「なに?」
「勢いだ!!登場した時はビシッと決めんだぞ!?こうだ・・・俺!参上!!」
「・・・・」
「だぁ〜めだって先輩。相手は女の子だよ?この手なら僕が・・・・」
「修行なら俺が一番やないか!!」
「わぁ〜、きれいな髪の毛〜。これ何?盾?面白ーい」
「あの・・・・」
「皆いい加減にしてー!!」
『おわ!』『おっと』『なんや?』『うわぁ』
「はぁ・・・はぁ・・・みんな僕の身体で勝手に・・・」
「あの・・・大丈夫かしら?」
「アーチャーさんって・・・いかにも弓凄そうですよね!」
「不器用なりに突き詰めただけだ」
「えっと、私も弓使うんです!!」
「そうか・・・ま、俺は誰かに指導するほど上等な人間ではないのでね。失礼するよ」
「と、特訓に行くんですか!?」
「今日も海が呼んでいる・・・」
「え」
「フィイーッシュ!!」
「(こ、これが弓で戦うことなのか!)ふぃ、フィーッシュ!!」
「間違ってる・・・みんな壊滅的に間違っている・・・・(フルフル)」
「いいんじゃないか?楽しそうだし」
「みんな特訓って言ったら走り込み30キロとか・・・・」
「し
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