暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica3-Cマリアージュ事件〜Amusement park〜
[5/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
視点で見たのだから。
「コロナは、どのデータ貰う? 僕はコレ〜♪」
フォルセティが選んだのは、ヴィヴィオとコロナが口を大きく開けて絶叫しているシーンの物。だから2人から「ダメー!」と猛反対を受けた。そのため、「じゃあコレ」とハウスに入った直後の、私たち皆が映ったデータを選んだ。ヴィヴィオとコロナ、私たちもそれぞれデータを貰い、自身の端末にデータを移動させてから、次のアトラクションへ。
「次はシューティングコースター!」
とのことで、今度は速度の遅いコースターに乗り、備え付けのライフル型のアイテムでコース上に登場する投射された3Dモンスターを倒す、というものだ。このパークのアプリケーションをダウンロードしていれば、各種アトラクションの待ち時間を知ることが出来るため、即座に行動に移せるというわけだ。
「早く早く!」
「混んじゃう前に行きましょう!」
「待って、ヴィヴィオ、フォルセティ君!」
駆け出すフォルセティ達に私たちも続く。大きな施設に到着し、3分待ちと表示されたモニター前の列に並ぶ。3分という話だったが2分もせずに私たちの順となった。2列シートの銃座6基付きのコースターがあり、前列に子供たちが乗り込み、後列に私たち大人が乗り込む。
「ではいってらっしゃいませ〜!」
コースターがゆっくりと動き出し、目の前のトンネルを潜る。フォルセティ達は目の前に備え付けられているライフルを構え、いつでもモンスターを狙えるようにキャッキャ♪とはしゃいでいる。トンネルを抜けるとそこは薄暗く、奇抜な色彩の光で溢れた大きな空間。コースターはレールの上をのんびり走り・・・
『オオオオオ!』
「「出たぁぁぁーーー♪」」
「撃て、撃てぇぇーーー♪」
レールの両側に設けられた廃墟などのセットや、向かう先の天井や床から半透明で多種多様なモンスターが数体と出現。フォルセティ達が一斉に光線を放ち、モンスター達を迎撃して行く。
『フォルセティ。オーディンさん譲りの射撃の腕ね。百発百中だわ』
『ああ。しかもヴィヴィオ達の獲物まで獲らない気の配りようだ』
さらに言えば、ヴィヴィオ達が狙い撃ちしやすいモンスターを残している。だからヴィヴィオ達のライフルから放たれる光線も、次々とモンスターに当たるようになった。子供たちに攻撃を任せていると、モンスターからの攻撃が強くなり、あの子たちが「わわっ!」と可愛らしく慌てふためく。
「バリア! フォルセティ、バリア!」
「うんっ!」
ライフル脇に設置された手の平サイズのボタンを押すと、コースターを覆うような光エフェクトが展開され、モンスターの攻撃を防ぐという演出が発生する。被ダメージとモンスター撃破の総合ポイントで、賞品レベルが上がるらしい。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ