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Epica3-Cマリアージュ事件〜Amusement park〜
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、アインスお姉ちゃん。次にプール、最後に買い物、だよ」

「じゃあこっちから行くのね」

アーケードの天井付近に展開されているモニターには、このマリンガーデンのマップが表示されている。真っ直ぐに行けばショッピングモール街、左に行けば巨大プールと水族館、右に行けば遊園地やゲームセンターなどのアミューズメントパークだ。そういうわけでまずは遊園地へ向かう。

「マリンファミリーパークへようこそ!!」

凱旋門のようなアーチをいくつも潜り、辿り着いたエントランスエリアにある入場チケット購入所で人数分のフリーパスを購入。手首に巻くタイプで、それを付けている間はどのアトラクションも利用できる。ゲートを通過して視界に広がるのは数種類のコースターやカルーセル、観覧車などなどのアトラクション、全部で28基ある。

「あっ、マリン君とアクアちゃんだ!」

ゲートに隣接する広大な噴水広場には、この遊園地のマスコットである水色のペンギンのマリンと、ピンク色のイルカのアクアが、子供たちと戯れていた。フォルセティ達も「行こう!」と駆け出した。

「シャマル」

「ええ、写真ね♪ 」

シャマルがショルダーバッグより携帯端末を取出し、きゃっきゃ♪と黄色い声を上げてマスコットに抱きつくフォルセティ達に「3人とも、そのまま!」とシ声を掛け、端末を目の前に掲げた。

「はい、ピース♪」

「「「ピース!」」」

写真を何枚か撮った後は、早速アトラクションに乗ることに。まずは定番のティーカップから。フォルセティたち子供らだけがカップに乗り込み、私たち大人組は外で端末を構えたり、手を振ったりと見守る。

「きゃああああ♪」「ひゃあああああ!」

「それそれー!」

フォルセティがカップ中央のハンドルを回し、ヴィヴィオは遠心力で体を揺らして歓声を上げ、コロナは両手を胸の前でギュッと握る。フォルセティは「あっはっは!」と大声で笑い声を上げ、ヴィヴィオを楽しませようとしている。やはり今のところはコロナよりヴィヴィオを優先するか。

「め、目が回ります〜」

「あはは! 大丈夫、コロナ? フォルセティ、調子乗り過ぎ〜♪」

「あぅ〜。ごめん、2人とも」

ティーカップより降りてきた子供たち。足元の覚束ないコロナの腕を抱くヴィヴィオと、小さく頭を下げて謝るフォルセティ。そして3人は「あはは♪」と大声で笑いあった。改めて3人は手を繋いで、「次!」と他のアトラクションへと目指す。待ち時間が短いアトラクションから済ませるようで、「ミラーゴーストハウス!」に入るようだ。

「ゴースト・・・」

「あら? コロナちゃん、幽霊とか苦手だったりする?」

「ちょっとだけ、ですけど・・・」

体を縮こませているコロナに、フォルセティ
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