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転生とらぶる
ペルソナ3
1808話
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った筈だが。
 そんな風に考えつつ、ニュースを見ながらフライドポテトを食い切る。
 一番大きいサイズだったが、それでも美味いのであっさりと食べ終わってしまったのだ。

「タルタロスに行かないと、特に何もやる事がないんだよな。……まぁ、全くない訳じゃないけど」

 桐条と真田。
 荒垣から聞いた、ペルソナ使いの2人がどれだけの実力を持っているのかは、出来るだけ早く確認しておきたい。
 ペルソナを使い始めてから数年が経つという話だが、タルタロスの中で実戦を繰り返してきたゆかりと比べると、どれだけの力があるのか。
 個人的には練習よりも実戦を繰り返してきた方が、戦力として考えられると思うんだが。
 ともあれ、その桐条と真田は影時間の中で色々と活動しているのは間違いない。
 なら、もしかしたら……本当にもしかしたらだが、タルタロスから出てきたシャドウとの戦闘を見る事が出来る可能性も否定は出来ないだろう。

「ま、可能性は少ないだろうけどな」

 そもそも、シャドウがどれだけの頻度でタルタロスから出ているのかというのも、俺には分からないのだ。
 だが、今まで影時間を経験してきた感じからいうと、そもそもタルタロスから出るシャドウそのものがかなり少ないと思われた。
 だとすれば、そんなシャドウと桐条、真田といったペルソナ使いの戦闘を今日見られるかどうか……と言えば、決してそんな事はないだろう。
 それでも、挑戦しないのであれば可能性は0だが、挑戦すれば、もしかしたら可能性はある……かもしれない。
 また、影時間に動けるのは基本的にペルソナ使いだけ。
 だとすれば、影時間の中で動いている者というのは、ペルソナ使い……正確にはペルソナ使いになる素質を持っている者だけということになるのだろう。
 そういう意味では、戦力を充実させるまたとない機会でもある。
 ……正直なところ、俺とゆかり、荒垣の3人に新しい戦力が必要なのかと言われれば、首を傾げるしかないが。
 ゆかりはシャドウとの戦いで着々とペルソナ使いとしての腕を磨き、荒垣は情報担当。そして死神のような奴が姿を現した時は、切り札の俺が対処する。
 荷物の運搬についても俺の空間倉庫があるし、心配はいらない。
 そう考えれば、特に新しい戦力が必要なのかと言われると、否と答えるだろう。
 それどころか、ある程度使えるようになるまで鍛えるのに時間が掛かるのだから、タルタロスの攻略に余計に時間が掛かる。
 だとすれば、特にこれ以上の戦力は必要じゃないのか?
 勿論、即戦力であれば話は別だが。
 ……そういう意味では、桐条と真田という2人のペルソナ使いは非常に貴重な存在と言えるだろう。
 こっちの仲間に引き込もうとは思わないが。
 いや、情報を持っているという意味では出来れば引
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