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逆襲のアムロ
44話 取るべき道
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「それも1つの選択肢に過ぎない。私がこの様に100歳も超える程の肉体に満ち溢れた力を齎したパンドラボックスの力も副産物に過ぎない」

フロンタルは頷く。そして改めて指示を仰いだ。

「マイ・ロード。世界を壊すという望みはそのままでよろしいでしょうか?」

サイアムはフロンタルを見て笑みを浮かべた。

「構わぬ。私はこの特等席にて崩壊を見ることができるだけでよい」

「かしこまりました。存分にご堪能ください」

フロンタルはマリオンとクスコに目配せて共に退出を促した。
独りになったサイアムは目の前のモニターに映る地球を見ていた。

「(イレギュラーがどう動くか。まだまだ余興は続きそうじゃのう・・・)」

サイアムはクスクスと笑っていた。
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