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Sword Art Online 無限の剣製
プロローグ3
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?「ふっはは!」

?あ、今慎二の部屋のだな。

「貧乏人がぁ!!」

?あれ、またすぐに声が近くなったぞ。
?桜の部屋の前か?

?「まったくこれだからぁ!!」

? .........居間に続く階段辺りだな。
?おい、なにしてんだよ慎二。

「貧乏人は困っちゃうよねぇ!!」

?最後に居間のドアをバンッ!と蹴り開け、慎二様がご帰還なされる。ほんと、なにやってんのさ。

「それじゃ、俺は桜と爺さんの視線と、お前が持ってるものが怖いんで帰るな」
?
?じゃ、と手を振って居間から出ようとする。

「まぁ待てよ衛宮。今晩は泊まってけ」

?しかし、手に持っていたなにかをソファに置き、瞬足で駆け寄ってきた慎二に、肩ではなく両耳を握られる。手や腰、お腹ならまだわかる。耳て。
サイコパス甚だしい。


「えっと.........、慎二くん?」

「なんだい、衛宮」

「俺達、友達だよな?」

「友達って、素晴らしいよな」

「南無っーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーえ?」


?慎二の言葉を聞いた瞬間、本能的に逃げることを選んだ俺の体は、動かなかった。
?俺が両耳に気を取られているうちに、第2の刺客であり、慎二の妹であり、我が愛しの後輩でもある間桐桜が、屈んで、ガッチリと俺の両足首をホールドしていた。

「先輩、泊まっていってくれるんですか?」

?桜は上目遣いで、潤んだ瞳になりながら、声を震わせていた。いや、桜が屈んで俺の両足首をホールドしているのだから、上目遣いになるのはごくごく自然なことなんだが。

「それにしても慎二」

「なんだよ、衛宮」

「随分と趣味がいいじゃないか」

「衛宮、泊まっていってくれるってさ、桜っ!」

「お、おまっーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

?ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーとんでもないことを言う慎二に文句を言う暇なんて、俺には残されていなかった。

「本当ですか!?あ、それならわたし今晩は腕によりをふるいます!なにがいいかなぁ中華?洋風?でもせっかく先輩が泊まるんだから、和風がいいかなぁ。あ、でも先輩このところずっと晩御飯は和風ですよね?それならいっそのことスパイスをふんだんに使って煮込んだカレーっていうのもいいですね!」


「お、おい、桜......」


「肉は何がいいんでしょう?豚?鳥?それともやっぱり定番の牛にします?あ、そういえば先輩カレーは豚のブロック派でしたね!それなら脂の量
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