暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D/EXTELLA
月光校庭のエクスカリバー
球技大会
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ら見える太ももを見ているが。

−パコーン!−
軽快な動きで相手を翻弄するが、相手もそれについて行っている。
それもそのはずだ。何せ相手は・・・・・・。

 「会長様ぁぁぁぁ! キャー!!」
女子の黄色い声援が湧く。
そう、リアスの相手は生徒会長のソーナだ。しかもよりにもよって決勝戦で当たった。

 「うふふ、上級悪魔同士の戦いがこんなところで見られるなんて素敵ですわ」
隣にいる朱乃も楽しそうに観戦している。
まぁ・・・・・・こういうことで上級悪魔の戦いが始まるなんて思わねぇからな。
しっかし二人ともマジで勝負してるな。

 「いくわよ、ソーナ!」

 「ええっ! よくってよ、リアス!」
会話をしながらもノリノリだな、あの二人。

 「会長ぉぉぉぉ! 勝ってくださぁぁぁい!!」
反対側のフェンスじゃ、生徒会って刺繍された旗を振って応援してる匙がいる。気合入ってるな。

 「おくらいなさい! 支取流スピンボール!」

 「甘いわ! グレモリー流カウンターを食らいなさい!!」
ソーナが放ったボールが高速回転してリアスに迫る。それをラケットで打ち返そうとしたが、突然ボールが軌道を変えて急降下した。アレ絶対ボールに魔力込めたろ。

 「15-30!」
ソーナにポイントが入りリードされる。

 「やるわね、ソーナ。さすが私のライバルだわ」

 「うふふ、リアス。負けたほうが小西屋のトッピング全部つけたうどんを奢る約束・・・・・・忘れてはいないわよね?」

 「えぇ、私ですらまだ試していないそれをあなたに先を越されるなんて屈辱だわ。絶対に私が勝たせてもらうわ! 私の魔球は百八式まであるのよ?」

 「受けて立つわ。支取ソゾーンに入ったものはすべて打ち返します」
二人とも燃えるのは良いんだが、賭けの対象が以外にも庶民的だね。人間界に長居すると感覚が人間に近くになるのかね?
結局、リアスとソーナの凄まじい戦いは両者のラケットが壊れたことで、同位優勝ということで方がついた。
あんだけ激しいラリーを繰り返していればラケットなんて壊れるよ。
そして大会は部活対抗戦への時間となった。

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