月光校庭のエクスカリバー
球技大会
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おっといけねぇ。今日は部活の集まりがあるんだった、んじゃぁな、」
「精が出るねぇ。本当、ご苦労様だぜ。そんなにスポーツマンだったか、お前?」
「仕方ないだろ。部長命令ってやつさ。やるからには勝よ、俺は」
「熱血だな・・・お前がエロ以外で燃えがるなんてよ・・・」
「マジ変わったよな。生乳見ると人生観変わるか?」
「まぁな。生乳は本当に素晴らしものさ」
「「死ね!!」
フッ! 恨め恨め!! お前らが怨恨つぶやている間、俺は前に進んでハーレム王になってやるぜ!!
でも、俺ってそんなに変わったか? まぁ、確かに人間から悪魔になったけどね。
俺はカバンを持って教室を出て旧校舎に向かう。
部室に入ると俺以外のメンバー全員が揃っていて・・・っていうか、部員じゃない人もいる?
っ! ソファーに座る部員以外の人物に俺はビックリした。
「生徒会長?」
そう。ソファーに座っているのは、駒王学園の生徒会長だ。女性の会長さんで、冷たく厳しいオーラを発している知的な美人さんだ。
日本人は離れした美貌の持ち主だけど、名前は支取蒼那先輩。部長と同じ三年で上級生だ。
学内で3番目に人気がある。もちろん、1番は部長で2番目は朱乃さんだ。
怖そうな雰囲気が邪魔して他者を近づけさせなかった。キツそうな目つきも関係していると思うが、この人も相当な美人だ。
男子よりも女子に圧倒的で、ある意味で部長や朱乃さんよりも人気がある。
見れば、会長だけじゃなく、生徒会の関係者らしき男子が付き添っている。
「何だリアス先輩、もしかして俺たちのことを兵藤に話していないんですか? まぁ同じ悪魔なのに気づかない方がおかしいけどさ」
こいつ、最近生徒会の書記として入った男子生徒か? その書記に蒼那先輩は静かに言う。
「サジ、基本的に私たちは『表』以外の生活以外ではお互いに干渉しないことになっているの。だから仕方ないのよ。それに彼は悪魔になって日が浅いわ。兵藤君は当然の反応をしているだけ」
なっ、なんだと!?
いまの説明だと生徒会メンバーも悪魔なのか? バカな! 俺やオカルト研究部以外に、この学園に悪魔がいたのか!?
「駈王学園の生徒会長、蒼那支取の本当の名はソーナ・シトリー。リアスと同じ上級悪魔、シトリー家の次期当主さ」
驚愕してる俺に棟夜が説明してくれた。
てか上級悪魔!? しかもシトリー家って・・・詳しくは知らないが、部長のお家やフェニックス家みたいにすごいところの出ってのはわかるぞ!
「ってか何で棟夜が知ってんだ?」
「棟夜君は1年前、とあるはぐれ悪魔討伐時に偶然居合わせたのですよ。はぐれ悪魔を倒した実力を見て、私たち生徒会に入らないかと勧誘したのですが・・・」
「堅苦しい規律が
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