暁 〜小説投稿サイト〜
ジョジョの奇みょんな幻想郷
第一部 ケイオスクルセイダーズ
名状しがたい幕間の物語のようなもの
16.異変は宴会が終わるまでが異変ですよ
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
たぜ。家の店御用達、宴会でおすすめの味も良い。さらに懐にも優しい」
「おう、あんがとさん」
「いつもいつも、お世話になります」
「うちも贔屓してもらってるからな。それに」
 店主のおじさんはニヤニヤと二人を見ていた。
「ま、苦労も修行の内と頑張りたまえ若者よ」
「勝手なことを………(あれ?どっかで聞いた展開だぞ)」
「良いもん見せてもらったし。今日はサービスしとくぜ!」
「どれくらい」
「………二割だな」
「もうひとこえー」
「俺を嫁に殺させる気か」
 じゃあ、サービスしなければ良いだけでは?というのは言ってはいけないだろう。
 代金を払い、丞一は空間を操り酒樽を神社に送った。
「毎度あり」
「ありがとうございます」
「神社のやつが多分そろそろきれるからまた近いうちに来るわ」
「あら、早苗ちゃんに丞一君も!何時もご贔屓にどうもね!」
 買うものも買ったし帰ろうとした矢先、店の奥からの声に二人は足を止めた。
「あ、おばちゃんご無沙汰してます」
「お久しぶりです!」
「久しぶりだねぇ。そういえば、この前に異変二人とも大活躍なんだって?すごいじゃないのよ!」
 そう霊夢に魔理沙、迅はもちろん丞一ら二人の活躍も、とある捏造好きなマスゴミ鴉天狗によって書かれたのだ。今回の場合は捏造というより尾ビレ背ビレ胸ビレがついて泳ぎ出すようなものになったが。
「私なんて何もしてないんですけどね」
「しかも、結末がただの姉妹喧嘩というな」
「それでも、妖怪相手に大立ち回りできるあんたらを見てるとこっちも誇らしい気分なんだよ」
 そう、能力、力がある二人からすれば戦いは日常茶飯事でも、人里の人たちからすれば妖怪相手にドンパチやれる二人は守護者のようだ。本来ならその評価は博霊の巫女である霊夢がされるはずなのだが。
「二人ともこれからもがんばってね。あと、早苗ちゃん。これ昨日作った豚の角煮何だけどね、多く作りすぎちゃったのよ。よかったら持ってきな」
「ええ!いいんですか!?ありがとうございます!」
「いいんだよ。ほんの気持ちさね。いつも平和を守ってもらってるからね。それと、あんた何割割いたんだい?」
「ざっと二割だ。…………あ」
「ちょーと、来てみようか?」
「ちょ、助けて若だn」
「「オジャマシマシター」」
「あぁんまりだぁぁぁぁぁ!」
 丞一たちは足早と去っていった。一応二割サービスしてもらった分の料金も置いて。
「なんて言うか、尻に敷かれてましたね。相変わらず」 
「まあ、いつものことだな。まあ、ご愁傷様ってところだな。申し訳ないが」
「………あの、ジョジョは、ああいう風に尻に敷く妻って、やっぱりいやなんですかね?その、男的には」
「なんだ?魔理沙が言ったことまだ引きずってるのか?」
「ち、ちちち、違い
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ