暁 〜小説投稿サイト〜
剣術と魔法で異世界生活
第1章
やって来ました異世界
第2話 早速戦闘、そして出会い
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に仕える執事のレイモンドと申します。以後お見知りおきを」

 執事、レイモンドさんが深々と一礼する。歳は六十半ばってところかな?

「肩の傷がありますから、無理をしないでください」
「ご心配には及びません。先ほど応急処置を施しましたので、痛みはまだありますが大丈夫でございます」

 確かに、あまり苦痛を感じている様子は見受けられなかった。たぶん、そこまで深い傷ではなかったのだろう。
 ──て、あれ? いまこの人、王家に仕える、て言わなかったか? てことは??????。

「??????もしかして、そちらのお嬢さんは???????」

 おそるおそる尋ねてみる俺。

「わたくしも申し遅れました。アルクェイド王国第一王女、クレア・レスト・アルクェイドでございます」

 王女と名乗った少女はスカートの端をつまんで一礼する。
 異世界に来て早々、俺はお姫さまに出会うのだった。
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