暁 〜小説投稿サイト〜
剣術と魔法で異世界生活
第1章
やって来ました異世界
第2話 早速戦闘、そして出会い
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
ードマンがメイスを振り下ろしてくる。

「フッ!」

 メイスを避け、振り下ろされた勢いを利用して背負い投げ、倒れたリザードマンに龍絶牙を突き刺す。

「おっと!」

 飛んできた二本の矢を一本は体を捻って避け、もう一本は掴んで止める。
 うーん、後衛からの遠距離射撃は厄介だな。
 先に弓矢を持った奴を叩くか?
 そう思うと同時にたったいましとめたリザードマンのメイスを握り、弓矢を持ったリザードマン二体目掛け投擲する。
 そのスキにさっきしとめたリザードマン二体の曲刀を二本同時に投擲する。
 投げつけられたメイスに怯んでいたリザードマン二体の胸に曲刀が突き刺さった。

「さてと、これで厄介な後衛は潰した──っと!」

 背後から斬りかかってきたリザードマン二体の曲刀をわずかな動きでかわし、リザードマンに背後を見せながら腰を落として龍絶牙を構える。

「暁月一刀流・三の型──回天!」

 その場で一回転しながら龍絶牙を横薙ぎに一閃。
 背後からドサッという音が聴こえてきた。
 見ると、背後にいたリザードマン二体は胴体から上半身と下半身が切り離されていた。

「残り三体──っと」

 メイスを持ったリザードマンの一撃を避け、龍絶牙を振るうが、盾によって防がれてしまう。

「フッ!」

 龍絶牙の持ち手を瞬時に逆手持ちに切り替え、その場で回転してリザードマンの首に横から突き刺した。

「おっと」

 残る槍持ちのリザードマン二体の突きを槍の間に入るようにかわし、槍を掴んで動かなくする。
 まぁ、俺も動けなくなるけど。ま、問題ないがな。

「ハァァァッ!」

 槍を動かせず、身動きが一瞬止まったリザードマン二体にずっとスキを伺ってた少女騎士が飛びかかり、リザードマン二体の首が飛んだ。

「おみごと」

 これでリザードマンは全滅。あとはあのローブの男を──。

「──て、あれ?」

 全部倒したはずのリザードマンがまだいた。というか、ローブの男の影が伸びて、リザードマンが這い出していた。

「??????あのリザードマンたちはあの男に呼び出された『召喚獣』。いくら倒しても無駄です」

 俺の疑問に答えるように少女騎士が苦い表情で言った。
 召喚獣か。となると、あのローブの男をなんとかしないと延々とリザードマンと戦うはめになるのか。
 その件のリザードマンはあっという間に最初の数と同じ十体になっていた。
 どうやら、一度に使役できるのは十体までのようだな。

「????????????ならなんとかなるか」
「?」

 俺のつぶやきに怪訝そうな表情になる少女騎士。
 ローブの男もいい感じに油断してくれてるし、問題ないだろう。
 そう思うと同時に龍絶
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ