暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ペルソナ3
1805話
[3/5]

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ンドイッチを食べ終わる。
 最後にペットボトルの紅茶を飲み終わり、TVを消す。

「……少し早く起きすぎたな」

 昨日タルタロスから戻ってきたのはいいものの、結局ゆかりと荒垣を転移魔法で送った後、妙に眠くなってそのまま寝てしまったのだ。
 本来なら、アクセサリー屋でマジックアイテムを物色してこようと思ってたんだが。
 精神的な疲れか?
 いや、けど自分だけで他の世界に行くというのは、これまで幾らでもやってきた事だ。
 そう考えれば、精神的な疲れでどうこうなるとは思えなかったし、思いたくもない。
 だとすれば、影時間やタルタロスを攻略している影響……ああ、もしかして死神か?
 今のゆかりと荒垣では、それこそ死神に遭遇すれば間違いなく死ぬ。
 俺は死神に負けないと思うが、あの2人を庇いながらだと色々と厳しいのも事実だ。
 あの死神と渡り合っても大丈夫なように、ゆかりに戦闘経験を積ませているというのも事実だ。
 実際、ゆかりに戦闘経験を積ませた事により、イオはガルという魔法の攻撃手段を覚えた。
 ……もっとも、イオの場合は普通に牛の頭蓋骨で相手を轢いたり、上から押し潰したりといった攻撃方法の方が威力は高いのだが。
 ともあれ、いつもより早く起きてしまった今日は一体何をして時間を潰すか。
 ホワイトスターと繋がったり出来るのなら、こっちも色々とやる事はあるんだが。

「取りあえず……」

 呟き、テーブルの上に昨日タルタロスで入手したマジックアイテム……魔法が込められた宝石を置く。
 どの宝石も、小さい宝石だ。
 少なくても、宝石として売り出すのは無理なんじゃないかと思う程度の大きさ。
 だが、この宝石の希少価値というのは、宝石そのものにあるのではなく、そこに封じられている魔法にあるのだから。
 これは、眞宵堂に持って行ってもいいのか?
 いや、けどな。向こうはあくまでも古美術商だ。
 宝石に関してはそこまで詳しくなくてもおかしくはない。
 そして何より、宝玉輪に続けてこうして何度も宝石を持って行くのは……色々と怪しまれかねない。
 となると、やっぱりシャドウに使って実験をするしかないのか?
 けど、それだとそれぞれ1個ずつ宝石が無駄になるんだよな。
 タルタロスに潜ればある程度の宝石は入手出来るが、同じ魔法が封じ込められた宝石をまた入手出来るのかと言えば……否とは言わないだろうが、確実に入手出来るという訳ではないのも事実なんだよな。

「迷う」

 思わず口に出してしまう。
 ゲームとかだと、入手したアイテムがどんな効果を持っているのかってのは、説明文とかを見ればすぐに判明する。
 もしくは、鑑定屋とかそういうのがあって、そこで鑑定して貰える。
 だが、この世界にそんな便利な代物はないし
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