暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ペルソナ3
1805話
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ネルを再度変え、そこで流れているニュースを適当に見ながら考える。
 港区という事であれば、この付近も入るのは間違いない。
 そして俺は、この辺りで起きている決定的な要素を知っている。
 ……影時間が影響しているのか?
 いや、けどそれでも影時間の最中、生き物は皆が棺になっている。
 そう考えれば、影時間の影響でもないような気がするが……今日、荒垣にでも聞いてみるか。
 そう判断すると、冷蔵庫の中からお茶を取り出す。
 今の季節を考えれば、お茶を冷やす為に冷蔵庫に入れる必要はないような気もするが……まぁ、その辺は気分だろう。
 ともあれ、俺はそのまま寝ている間の喉の渇きを癒やすと、空間倉庫からサンドイッチとおにぎりを幾つか取り出す。
 朝食としては若干物足りないが、それでも出来たてで温かく、それでいて海苔がパリッとしているおにぎりは美味い。
 ちなみにおにぎりは海苔がパリッとしている……いわゆるコンビニとかの後付け風か、家で作るようなしっとり風かで色々と騒動が起きたりするんだが、俺はどっちも許容出来る派だ。
 このおにぎりは専門店で売ってるのを大量に買った後で空間倉庫に入れておいた奴だ。
 ……おにぎりを握るというのは、簡単そうに見えて難しい。
 俺の家のメンバーだと、千鶴は綺麗な三角を作る事が出来る。
 マリューは料理は上手いが、元々大西洋連邦……アメリカの出身だけに、おにぎりとかそういうのは食べる事はあっても、作る事は滅多になかったらしい。
 それでも俺と一緒に暮らすようになり、食事でご飯が普通に出てくるようになったので、それなりにおにぎりとかも作れるようになっているが……やはり経験の差からか、千鶴のように綺麗な三角に握る事は出来ない。
 他の面々は、丸とかならまだしも、三角にするのは難しい。
 ……握ってるのを見る限りだと、簡単そうに見えるんだけどな。
 そんな風に考えながら、おにぎりを口に運ぶ。
 海苔のパリッとした食感と、塩を塗された温かいご飯、そして中に入っている具はおかか。
 鮭とか梅干しとか昆布の佃煮とか、そういうのも好きだけど、おかかもいいよな。
 シーチキンとか、そういうのも好きだ。
 名古屋とかにあるっていう天むすは、一度食べてみたいと思う。
 そんな風に考えながらおにぎりを平らげていき、次に手を伸ばしたのはサンドイッチ。
 このサンドイッチもパン屋で買った代物だから、コンビニやスーパーで売ってるサンドイッチに比べると数段上の味だろう。
 いやまぁ、最近はコンビニとかで売ってるサンドイッチもかなり美味いんだが。
 それでも、やっぱりパン屋のサンドイッチに比べれば劣っている……と思うのは、俺の気分的な問題か?
 今日の猫ちゃんとかいうコーナーで土鍋に入って眠っている猫を見ながら、残りのサ
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