第六章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初
プレックスも」
「そうなったみたいだな、しかし人は外見だけじゃないにしても」
智和も真実と思っていることではある。
「それで判断されたりもするな」
「どうしてもな」
「そうなるな」
「よくわかったよ、本当にな」
以後智和は碧と一緒に外出する時は碧のそうした気遣いに感謝することになった。それうは彼にとって有り難いことだったが同時に通報されたことを思い出して複雑な気持ちになるものだった。
それでだ、智和は碧に家でこうしたことも言うのだった。
「もう二度と通報は御免だな」
「それはね」
「全く、俺が犯罪者か」
「思われていいことじゃないしね」
「だから碧ちゃんには悪いけれど」
「任せてね」
碧はその智和に微笑んで応えた、このことも忘れられなかったのだ。
子供ではない 完
2017・5・20
[8]前話 [9]前 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ