0145話『イギリス艦の語らい』
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
着任した時も嫌そうな視線を浴びせられたから……」
それで当時を思い出しているのだろう、ウォースパイトは少し不機嫌な表情になっていた。
……なるほど。この艦隊の歴史と思い出も結構なものなのだな。
さすが現在Japanで確認把握されている艦娘が全員この艦隊にいるだけはあるな。
「色々と説明感謝するぞ、ウォースパイト」
それで私はそろそろ空母寮の者達に挨拶をしていった方がいいだろうと思い立ち上がったらちょうどよく扉がノックされる。
入っていいと言うと扉が開かれてそこには午前中に紹介された世界で初めて建造されたという空母のホウショウが入ってきた。
「失礼しますね。アークロイヤルさん、少しよろしいでしょうか?」
「大丈夫よ」
礼儀正しくホウショウは私に挨拶をしてくる。
なるほど、これがJapanの空母の礼儀正しさという奴か。
「それではまだ作戦が終了していませんので盛大には開けませんけど空母の艦娘だけの集まりでの小規模の宴会が開かれますのでアークロイヤルさんもいかがでしょうか……?」
「わかった、参加しよう」
「そうですか。それでは着いてきてください。すみません、ウォースパイトさん。そういう訳ですのでアークロイヤルさんを連れていきますね」
「わかったわ、ホウショウ。楽しんできなさいね、アークロイヤル」
「ああ」
それでウォースパイトは部屋を出ていった。
それから私は空母の一同に迎え入れられて盛大に歓迎されるのであった。
海外の空母も何人かいたので孤立しないで済んだのも幸いだったな。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ