第二章
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だからだ、優子もこう言った。
「じゃあね」
「よし、それじゃあね」
「私達もこのゲーム好きだし」
「皆でお金を出して買いましょう」
姉達がこう応えてそしてだった。
四人でだ、すぐにだった。
家庭用のダンスダンスレボリューションを買ってそれで優子も家でプレイしてみた、それも一度でなくだ。
毎日何度もそれこそレッスンや自習の時以外もやった。毎日そうしているとだった。
ダンススクールで先生に笑顔で言われた。
「いい感じになってきてるわ」
「最近ですか」
「ええ、気にしていた足の動きどう?」
自分ではどう思うかというのだ。
「最近は」
「前よりずっと」
「いけてるわね」
「そう思います」
自分ではとだ、優子は先生に答えた。
「最近は」
「そうよね、最近お家でもダンスダンスレボリューションしてるわね」
「はい、お姉ちゃん達と一緒にお金を出して」
「それで毎日してるのよね」
「そうしてます」
「それでタップダンスもして」
「それもしてます」
こちらもとだ、優子は先生に答えた。
「毎日」
「タップダンスもそうでゲームもね」
「そちらもですね」
「ダンスだから」
「踊れば踊るだけ」
「いいのよ」
そうしたものだというのだ。
「だから私もやってみたらって勧めたの」
「遊びでもですね」
「ダンスよ」
このことに変わりはないというのだ。
「優子ちゃんダンスが好きだからしてるわよね」
「はい、いつも」
「だったらね」
「遊びでもですね」
「していくといいのよ」
「そうしたものなんですね」
「そう、じゃあこれからもね」
先生は優子に笑顔でさらに話した。
「遊びでもね」
「していくといいですね」
「そうよ」
「じゃあ今日もお家に帰ったら」
「ダンスダンスレボリューションもするわね」
「そうしていきます」
「そして踊った後はね」
先生は優子にこのことを言うことも忘れなかった。
「しっかりとね」
「ストレッチもをしてほぐしてお風呂であっためて休めて」
「足も身体もいたわってね」
「これからも長く踊れる様に」
「そちらもしっかりとしてね」
「わかりました」
確かな声でだ、優子は先生に笑顔で答えた。
「そちらも気をつけていきます」
「そしてこれからも長くね」
「踊っていくことですね」
「好きならね」
そう思うなら余計にというのだ。
「そちらにも気をつけてね」
「そうしていきます」
「楽しく思い切り踊って」
そしてというのだ。
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