第一章
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「だから何度も来てるじゃない」
「あんたと付き合ってね」
「じゃあ知ってるわよ」
「ここのこともね」
「そうよね、ここはね」
その慰霊碑を見て言う美沙子だった。
「昔はね」
「大戦中よね」
「動物に御飯をあげられなくなってね」
「戦争で食糧難で」
「空襲で檻が壊されて猛獣が外に出たらともなって」
それでというのだ。
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