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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0143話『ドーバー海峡沖海戦・欧州棲姫の撃破』
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官の信頼には応えたいじゃない……」

司令官が一緒にいない以上は本音を隠す必要もないしね。
それで他のみんなもいい笑みを浮かべていたけど私は敢えてそっぽを向いて無視した。

「さぁ進撃よ!」

私の一声で私達はついに最終ボスの欧州棲姫との対面を果たした。

「コンナトコマデ……キタノ……? バカナノ……? オロカナノ……ッ!」

欧州棲姫はそんな事を呟いているけど、確かにこんな遠くまで来るとは思っていなかったら私達はバカなんでしょうね……。
でもね、救いの手を伸ばせるなら伸ばしたいのよ!
だから私達は戦えるんだから!
そして攻撃が始まって航空基地隊の攻撃で敵の半数を薙ぎ払っていってさらには空母の皆さんの攻撃でほとんどが沈んでいった。
これならいけるかしら……?と思っていたんだけどやっぱり欧州棲姫は私を狙ってきた。
そして今度こそ直撃して私は激痛を味わいながらもダメコンを発動させた。
そして痛みはスッとすぐに引いてきて、夜戦の突入して、

「さっきのお返しよ! 受けなさいったら!!」

私のカットインによる攻撃が欧州棲姫に直撃して見事欧州棲姫を一回沈めることが出来た。

「オー! カスミ、見事だったワ!」
「すごいわ!」

そう言ってアイオワさんが私を抱きしめてザラさんが褒めてくれた。
だけどまだ痛みが引いていないので加減してほしかったのは内緒だけどね。
それからというもの、運がよかったのかもしれないけど連続して空母夏姫と戦艦夏姫の攻撃を掻い潜り、何度も欧州棲姫と遭遇してその度に撃破していってついに、

「コンナトコマデ……キテモ……。モ……ウ…………。ムダ……ナンダカラ……ッ!!」

欧州棲姫の身体が黄色く発光していて装甲もところどころ剥げている。
おそらくラストダンスに入ったんだわ。

「司令官! ラストダンスに入ったわ! 倒しに行くわよ!」
『ああ。頼んだぞ、みんな!』
「「「了解!」」」

それで私達は攻撃を開始する。
戦艦夏姫が増えていたけどそんなものも意味ないというほどに航空基地隊がダメージを与えていって空母のみんなの攻撃もダメージを与えて行って最終的には軽巡ツ級と戦艦夏姫、欧州棲姫だけが残っているといういい結果を残して砲雷撃戦へと突入する。
まずは戦艦夏姫へとアイオワさんが攻撃していって一撃で沈めて、欧州棲姫がザラさんを中破させたけどまだまだ空母の皆さんは健在だ。
それで欧州棲姫へと艦載機が集中砲火していき、ついに欧州棲姫は盛大に爆発を起こして、そして……、

「アハハ……スコシ……シッパイシタケドネ……。コンナノ……ゼンゼン……ワタシ……ワタシ……ウソダ……。ベツニ、ワタシハ……コンナノ……望んで、ないから……」

欧州棲姫は最後まで悔しそうにしながらも
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