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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠
第二十八話 京都での邂逅
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自由行動って素晴らしいモノだなアーシア!!」
「そ、そうですねイッセーさん。」
若干引き攣った顔でイッセーにそう相槌するアーシア
「だ、大丈夫かアザゼル?」
「あ、ああ・・・・・多少は回復したぜ。」
ゼノヴィアの問いにそう答えるアザゼル。あの後、栄養ドリンクなどを摂取して老け込んだ体に若さを取り戻せたようだ
「それにしてもアザゼルさん、ポーカーやる前から少し表情が強張ってたようだけどどうかしたんですか?」
「・・・・・・・・実はな、あまりよくない情報が入ったんだよ。」
「情報?」
「禍の団”の最大派閥の1つ英雄派”が京都で何かをおっぱじめようとしてるって情報だ。」
「英雄派”?」
アザゼルから発せられた耳慣れぬ単語に反応するイリナ
「過去に活躍した英雄の末裔や生まれ変わりで構成された派閥だ。構成員の多くが禁手に至った神器使いでその上神滅具持ちまでいるって話だ。」
アザゼルの言葉に言葉を失うイリナや佑奈達。無理もあるまい、禁手に至った神器使いだけでなく神滅具持ちまでいると聞けば普通はそうなるだろう
「英雄派”?ああ、あの厨二連中ね。」
『・・・・・・は?』
イッセーの発言に呆気に取られるアザゼル達
「お、おいイッセー?今お前・・・・・厨二連中って言ったか?」
「知らないんですかアザゼルさん?英雄派”って2ちゃんねるで英雄(笑)派”とか英雄(笑)”、先祖や前世の威光に縋ってるだけの厨二病集団”とか言われてる痛い人達なんですよ。」
「マジで!!!?そんな酷い扱いされてんのアイツら!!!?てかその2ちゃんの誰が投稿したんだ!!!?」
「主にクトゥルフ神話の方々です。」
「そんな事してんのかあの神話生物と邪神共!!!?」
アザゼルがそう叫んでる中、イッセーは突如視線を変えていたのだった
「どうしたのイッセー君?」
佑奈にそう問いかけられたイッセーの視線の先には複数の女性に囲まれてるという羨ましい状況下で何故か苦笑いしてる茶髪でクラスで3番目位の容姿のイッセーと同年代の少年がいた
「おっ、誰かと思ったら白野”じゃねえか!!久しぶりだな!!!」
「イ、イッセー!!!?」
白野”と呼ばれた少年はイッセーの姿を見て驚くのだった
「お、おいイッセー?そいつ知り合いか?」
「ああ、紹介しますねアザゼルさん。コイツは俺の友人の岸波白野”。前話してたド級の女難持ちです。」
「前話してたって・・・・・・ブリュンヒルデがシグルドの生まれ変わりと思ってるアレか!!!!?」
イッセーの言葉に驚愕するアザゼル達。それもそうだろ
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