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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠
第二十八話 京都での邂逅
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”と聞こえたんだが?」
「言葉通りだ、このままで良い。この5枚のカードで勝負する。」
イッセーがそう言った瞬間
「わかっている!!俺が聞いてるのはお前はその5枚のカードを見ていない事だ!!!」
アザゼルがそう怒鳴るが
「このままで良い。」
イッセーはそう答えるのみであった
「ふざけんじゃねえぞ!!答えろイッセー、お前はそのカードをめくっても無いのに何で勝負ができるんだ!!!」
「ところで博士、頼みがある。」
「頼み?別に構わねえが何でカードを見ないんだ?」
「答えろイッセー!!!」
レオナルドとアザゼルがそう問いただすがイッセーはそれをスルーして
「残りの金全てに加えて・・・・・・・レオナルドの現在の所持金全てを賭ける!!!」
そう宣言したのだった
「な・・・・何ぃいいい!!!!?」
その宣言にアザゼルは驚愕しレオナルドの方を向く
「俺は別に問題は無えぜ!!イッセーのその伏せたままのカードの意味はわからねえがイッセーを信じて賭けてやる。俺の所持金だろうと何だろうと持って来やがれ!!」
「コイツはまぁ・・・・・2人共あまりの緊張で可笑しくなったか?松田!!1枚チェンジって言っただろうが!!早く寄越せ!!!」
「は・・・・はい!!!」
アザゼルにそう怒鳴られた松田はアザゼルにカードを1枚配る。そしてアザゼルが確認したそのカードは?のKであった
「(アザゼル先生、貴方の指示通りです。イッセーには何も揃ってないブタのカードを配りました。俺の腕は絶対です。貴方の勝利で間違いありません。)」
「(ククク、イッセーは気づいてないだろうがあらかじめ松田を買収していたのだ。指示通りイッセーのカードはブタ、カードを見ないという普通じゃ考えない行動で一瞬焦ったが・・・・・ブラフだ、この俺にハッタリをかけやがって・・・・・降りるとでも思ってるのかこの間抜けが!!)良いだろう、さっきテメエから手に入れた金に加えて俺の現在の手持ちを賭け・・・・さらに、俺の貯金の一部の10万をレイズする!!全部で合計35万だ!!!」
ちなみに現在イッセーが賭けてる金額は15万である
「ちょっと待ちやがれ!!イッセーにはもう賭ける金が無えぞ!!!」
「無いだって?あるだろ?」
「何の事だ!!!」
「何、ちょいと一筆書いてくれればいいんだよ、そうすれば賭け金として成立する。」
「だからなんの事だっつってんだろ!!!」
レオナルドの問いにアザゼルは笑みを浮かべ
「テメエらの仲間の首領パッチの所持金の10万があるじゃねえか。」
「何ぃいい!!!?」
アザゼルは内心ほくそ笑んだ。確実にイッセーはビビると思ったからだ。しかし・・・・
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