ペルソナ3
1802話
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ざとなれば……その身に危険が迫れば、荒垣もペルソナを使って戦闘に参加するか?
そう思わないでもなかったが、荒垣がペルソナに対して何か思うところがあるのは間違いない。
ここで無理に戦闘をさせようものなら、アドバイザー的な現在の状況もご破算になる可能性が高いだろう。
それは非常に困る。
荒垣の持っている情報は、非常に重要なのだから。
実際、ゆかりの……いや、イオの使うガルについても、もし荒垣がいなければ標準状態の風の刃でガルを使っていただろう。
ガルの発動形態をある程度変えられるという応用力の高さは、これからタルタロスを攻略する上でかなり重要になってくる可能性が高い。
そんな知識を持っている荒垣が抜けるような事は、絶対に逃げるべきだろう。
勿論、荒垣が知ってる限りでは桐条や真田達はタルタロスをまだ2階や3階くらいしか攻略していなかったのだ。
そうである以上、これから挑む9階より上のシャドウについての情報を持っているとは、限らないだろう。
……勿論、どの階層でも出てくるシャドウが変わらないというのであれば話は別だが、ここが何らかの物語の世界である以上、そんな希望は抱かない方がいいだろう。
「よし、行くか。……9階。死神が出てきた階層。俺達が越えるべき壁の1つ」
最初に出てくる壁にしてはかなり高いが……俺の予想だと、その壁自体が恐らくかなりランダム性が高いんだよな。
俺達があの死神に遭遇したのは、ある意味運が悪かったのだと……そんな思いで階段を上がっていき……すると、そんな俺の予想通り、死神と遭遇した場所にはどこにもその姿はなかった。
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