その2
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
たまちゃんは学校へと向かった。
たまちゃん(はあ、もう何だったの・・・?)
こうしているうちに学校に着いた。そしてまる子に出会った。
まる子「あ、たまちゃん、おはよう〜」
たまちゃん「あ、まるちゃん、おはよう」
まる子「たまちゃん、どうしたの?なんか、落ち着きないみたいだけど」
たまちゃん「ううん、何でもないよ・・・!」
たまちゃんは慌ててごまかした。
と、そのときはまじが、驚いた表情で入ってきた。
はまじ「なあ、さっき廊下で穂波そっくりの人に話しかけられたんだ。穂波の姉ちゃんかなと思ったけど穂波は一人っ子だろ、誰なのか聞いたらもう一人のお前だとか言ってたぞ」
たまちゃん「え・・・!?」
たまちゃんは驚きながら教室を出ていった。
まる子「あ、たまちゃん!?はまじ、たまちゃんそっくりの人だって!?」
はまじ「ああ、アルプスの少女・タミーとかわけのわからん事言ってたぜ」
まる子「ふ、ふ〜ん」
何とも言えないまる子だった。
たまちゃんは廊下に出ると、家で見たタミーの姿があった。
たまちゃん「ちょっと!来ないでって言ったでしょ!!」
タミー「いやよ、まるちゃんたちに挨拶しなきゃいけないんだもの。タミーには大切な友達だもの!」
たまちゃん「何言っているのよ!あなたは知っているけど、心の中にいたんだから、まるちゃんには誰だかわからないわよ!」
タミー「だからこそ、挨拶させて欲しいの!もう一人の私、お願い!!」
たまちゃん「だからって、学校でしなくても・・・」
そのとき、まる子が現れた。
まる子「もういいよ、たまちゃん」
たまちゃん「ま、まるちゃん!?」
タミーはまる子のところに向かった。
タミー「まるちゃん、私はアルプスの少女・タミー、心の中のもう一人の私よ!」
まる子「へえ、ってことは今までたまちゃんの心の中にいたってことなの?」
タミー「そうよ、私はまるちゃんの考えていることについていけなかったり、とんでもないことが起きたりすると、いつも心の中でたまえからタミーになっていたの!」
たまちゃん「ちょっと、あんた!変なこと言わないでよ!」
タミー「だって、そうじゃない!!」
まる子「へえ〜、たまちゃんはいつもそうやって上の空になっていたことがあったんだ〜、アンタロマンチストだね〜」
たまちゃん「ま、まるちゃん・・・」
たまちゃんは何と返事していいのかわからなかった。
たまちゃん「とにかく、授業の邪魔はしないでね!」
タミー「そんな、授業に出られないなんて、タミーはどう勉強すればいいの!?」
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ