第三章
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「だから好都合ね」
「やけにさばさばしてるわね」
「実際にそうだから」
それでさばさばとした対応だというのだ。
「それで残念がっても仕方ないでしょ」
「今更いないってことを」
「そう、だからね」
「女の子二人で言って」
「楽しみましょう」
こう彩に言うのだった。
「水着も持って行ってね」
「ああ、あそこプールもあるし」
「泳いであちこち回って美味しいもの食べて」
「それで飲んで」
「夜はイルミネーションもあるから」
ハウステンボス名物だ、こちらの見事さもあの場所の魅力で九州でも有名なことであるのだ。
「全部楽しみましょう」
「それじゃあね」
彩は由利香の言葉に頷いた、そしてだった。
二人はお盆はハウステンボスに行った、長崎からすぐなので行くのはすぐだった。そのハウステンボスに入ると。
まずはホテルにチェックインした、彩はホテルのその部屋の中を見て流石ねという顔になって頷いた。
「ハウステンボスだけはあるわ」
「ホテルのお部屋が立派っていうのね」
「ええ、お金も出したしね」
言うまでもなくホテル代をだ、学生としては結構出した。
「それだけのものはね」
「あるっていうのね」
「本当にね」
こう言うのだった。
「じゃあお部屋も楽しんで」
「それじゃあ今から」
「プールね」
「そっち行きましょう」
「水着持って来たわよね」
「ええ、それもおニューをね」
彩は由利香に笑って答えた。
「それ持って来たわ」
「私もよ。じゃあ今からね」
「プールに行って」
「泳いで遊んで楽しみましょう」
二人で話してだ、そのうえでホテルから出てプールに向かった。そして更衣室で着替えたのだが。
彩は水着姿の由利香を見てだ、思わず唸って言った。
「あんた前にも増してね」
「どうしたの?」
「ボン、キュッ、ボンじゃない」
赤ビキニ姿の由利香を見ての言葉だ、見れば実際に由利香のスタイルは相当なもので普通のデザインのビキニでもかなり映えている。
「童顔でそれってないでしょ」
「そう言う彩だって」
「私は別に」
「さっきのあんたの言葉返すわ」
そのボン、キュッ、ボンという言葉をというのだ、見れば白ビキニ姿の彩のスタイルもかなりのものだ。
「目立つわよ」
「そうかしら」
「かなりね、だからこれはね」
「これは?」
「下はパレオを巻いてね」
まずはそれだった。
「幸い二人共持ってるし」
「そうしてなのね」
「そして上はシャツを着るの」
「そうしてなのね」
「露出をしないことね」
「泳ぐのに」
「泳ぐ時は脱ぐけれど」
このことは当然だという返事だった。
「けれどね」
「プールサイドとかではなのね」
「さもないと男の子に声をかけられて大変よ」
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