673部分:第五十二話 パヤパヤ、噛まれるのことその十二
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第五十二話 パヤパヤ、噛まれるのことその十二
トラ達はだ。劉備と遊んでいた。劉備はだ。
「いないいない」
自分のその豊かな胸を両手で隠してから。その手をどけてだ。
「おっぱーーーーーーい」
「凄い大きさにゃ」
「隠していても隠していないにゃ」
「一家に一つにゃ」
「あれっ、あんた達」
そんな三人の言葉を聞いてだ。馬岱が突っ込みを入れる。
「言葉遣いが変わってるけれど」
「実は元はこの喋り方にゃ」
「今元に戻ったにゃ」
「それでなのにゃ」
こう話す三人だった。
「実は驚いたら喋り方が変わるにゃ」
「美以様以外はそうなるにゃ」
「そのことを言い忘れていたにゃ」
「そうだったんだ。成程ね」
今わかったことだった。そしてその三人にだ。
孟獲がだ。言ってきたのだった。
「じゃあ者共、これでにゃ」
「これで?」
「美以様もこのおっぱいと遊ぶにゃ?」
「他にも一杯いいおっぱいがあるにゃ」
「おっぱいも大事にゃが今はにゃ」
どうだとだ。孟獲は話すのだった。
「おヘソのゴマにゃ」
「それにゃ?」
「そういえばそんな話をしていたにゃ」
「それにゃら」
「確かに美以はパヤパヤの尻尾を噛んだにゃ」
何気にこのことを話す孟獲だった。
「けれどそれでもにゃ」
「あっ、そういえばなのだ」
張飛はここでそのパヤパヤの尻尾を見た。そこにはなのだった。
葉型がだ。はっきりとあるのだった。それを見て言うのであった。
「これなのだ」
「何か人間の歯形に見えないな」
魏延もその歯形を見て言う。
「猫のそれに似ているな」
「そうなのだ。猫のそれにそっくりなのだ」
「おかしな奴だな。何かと」
「人間離れしているにも程があるのだ」
何気にそんなことも指摘される孟獲だった。しかし何はともあれだった。
「捕まる訳にはいかないにゃ」
「トラ達もにゃ?」
「そうなのにゃ」
「勿論にゃ。南蛮の頭を見せてやるにゃ」
こうしてだった。南蛮組は劉備達に挑むのだった。そして気付いた時にはだ。
「あら、あれだけいた猫ちゃん達が」
「いなくなっておるのう」
黄忠と厳顔がここでそのことに気付いた。彼女達を取り囲んでいた面々が何処にもいなくなっていたのだ。三人だけが残っていた。
それを見てであった。二人は話すのだった。
「何か南蛮っていうのは」
「思っていた以上に変わっておるのう」
そのことにだ。あらためて気付いたのであった。
そしてだった。そんな話をしたうえであった。
「それじゃあ捕まえてみるにゃ」
「妙な話になったわね」
「そうね。捕まえるなんて」
神楽とミナはこの状況に首を傾げさせている。
「けれどそれで劉備さんの剣が元に戻ったら」
「誰も傷つかないし。いいこ
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