お菓子な双子の物語~グレーテルside(4)
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何故笑えるのです。私から愛しい兄さまを奪っておいて、何故!?
―兄さまが死んだ?
ヘンゼル兄さまはいつ亡くなりました?
私は何を言っているのでしょう、兄さまはたった今 目の前にいる赤い頭巾を被った魔女に殺された…そうそのはず…?
鳥籠の中には生き物が… 生命が… ヘンゼル兄さまが…?
「許さない…よくも…兄さまを
ヘンゼル兄さまを殺したな…魔女!
魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女魔女」
そう、そうだ兄さまを殺したのはこの赤い頭巾を被った魔女―
私じゃない 私が愛しい兄さまを殺したりなんてしない―
するわけがない あの美味しいお肉は兄さまじゃない―
ヘンゼル兄さまは甘味のお味 ヘンゼル兄さまは美味 ヘンゼルはお肉―?
「許さない…よくも…兄さま……兄さま……」
『アハハハッ♪ もっと もっとアソビましょう♪』
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